ベビーサークルを撤去する

1ヶ月に1度くらいのペースで、大幅に模様替えがおこなれている我が家。

子どもの成長とともに荷物は逃げ惑い、試行錯誤が繰り返されている。

僕がテレワークで仕事をするための電動昇降式デスクでさえ、家中のあらゆる部屋を行き来しているくらいだ。

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本当なら、リビングの片隅に設置したかった。できる限り家族が各部屋に分散しないよう、リビング中心に集まる生活にしたかったからだ。また、将来的には親と子が机を並べて勉強と仕事をやっているという配置にしたかった。

しかしこの希望は、2つの理由から実現していない。

1つ目は、弊息子タケが毎月のように体調を崩すということだ。

保育園をお休みする際、ベビーシッターさんにサポートをお願いすることになる。その際、僕がテレワークでリビングにいるわけにはいかなかった。結局、寝室のベッド脇にデスクを置かざるをえなかった。寝室なら、リビングで病児保育を行ってもらっているシッターさんの邪魔にならない。

2つ目は、パートナーのいしからもあまり歓迎されなかった、ということだ。テレワーク続きの僕と違って、彼女はフルタイムで職場で働いている。家というのは安らぎの空間であり、一人で一息つける場所でもあるという。なので、僕が無言でデスクに向かってPC作業をやっていたとしても、視界に人いるということ自体が落ち着けないそうだ。つまり、あっち行っててくれ、というわけだ。切ない。

今回の模様替えは、ベビーサークルの撤去だ。

案外短かったなあ、1年間で卒業になってしまった。

弊息子タケの秘密基地として機能するかな?と思っていたのだけれど、単なるおもちゃのゴミ屋敷と化してきてどこに何のおもちゃがあるのかがわからなくなってきた。

目に留まらないおもちゃに対して、幼児というのは興味がない。というか記憶に残っていないので探そうとしない。うず高く積み上がったおもちゃは、一番上においてあるものだけが遊びの対象だったし、そもそもこのベビーサークルの中に入る機会さえ少なくなっていた。

これはよくない、もっとタケがおもちゃに気軽にアクセスできるようにしなければ、ということでベビーサークルの撤去だ。

ゴミ屋敷からおもちゃが引っ越しした先は、新しく購入したおもちゃ棚だ。

子どもの目線に入る形でおもちゃが整然と並べられていて、選び放題。そして将来的には自分でお片付けができるような仕組み。そういうのを考えると、ちゃんとした幼児用おもちゃ専用棚の購入が必要だった。

5,000円強。「しょうがないよね、必要だもんね。安いやつを選んだからまあいいか」と思ってポチったが、子育ての怖いのはこういうところだ。

何も、習い事をあれこれやらせたり、高いおもちゃを買い与えたりしていなくても、気がつくと財布の紐が緩んでいる。財布の紐が緩むというか、「うーん、これは買ったほうがいいなぁ」というものが子どもの成長とともにあれこれ出てくる。

このアイリスオーヤマのおもちゃ棚、それなりの量のおもちゃが入りそうに思えたが、これでも全然足りなかった。1軍のおもちゃを常に選抜し、ここに並べる配慮が親に求められる。「これはもう飽きられたな」というおもちゃは引っ込めないと、雑然とするだけだ。

雑然とすると、子どもはおもちゃへの興味が減る。またはおもちゃ箱をガシャーンとひっくり返してあたりに撒き散らす。

おもちゃの難しいところは、「これはもう使わないだろう」と思った古いやつが、子どもの成長とともに再評価されてまた使われだすことがある、ということだ。成長とともに違った遊び方が開発されるので、そう簡単に捨てられない。選抜するのは悩ましい。

(2022.10.05)

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