気がついたら絵本好きな子に育っていた

絵本を読むのが大好きになった弊息子タケ。

1歳頃は、読み聞かせをしようとしても、ページを乱暴に次々めくるだけでまともに話を聞こうとしなかった。ああこの子はバカなんだな、と思ったものだ。

それが1歳半手前くらいから俄然絵本に興味を持つようになり、今だと朝目を覚ましてすぐに母親に絵本読み聞かせをねだるくらいになった。

共働き家庭なので、彼とみっちり過ごす時間は少ない。それでも、寝る前には布団の上で絵本を読む、というのをルーティンにしていたら自然と本を読むのが好きになっていった。

図書館から借りてきた、彼にとっての新作となる絵本も読む。でも、家にもともとあって何度も読んだ旧作の絵本も好む。毎度おなじみの話をくり返し聞く心地よさ、というのが子どもなりにあるらしい。

そういうのを見ると、「図書館が近くにあるから、本は買わなくていいや。全部借りてくればいい」という考えは良くない、と思う。子どもにとって、何度も立ち止まって振り返ることができる本、というのが必要だと思う。

特に絵本って、細かいギミックが絵のあちこちに仕掛けてある。ストーリーとは直接関係ないけれど、ページの片隅に小鳥やちょうちょが飛んでいたり。ストーリーを読み聞かせるだけでなく、「ワンワンはどこにいるかな?」「これは何?」と子どもに問いかけていると、1冊の本でも楽しみ方が何通りも出来てくる。ここは親の腕の見せ所だ。

写真は、朝起きて一人で本を読んでいるタケの様子。起きたばかりなのでスリーパーを着用している。

なぜ起きてすぐに本なのか。大人の僕には全くわからない。たとえば僕が、読みかけでワクワクする推理小説があったとして、寝起きですぐに読もうと思うだろうか?思わないと思う。子どもって、やっぱり不思議ないきものだ。

(2022.12.08)

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 私は絵本でちびくろサンボやサンタさんの一日と出会ったあたりから
    家にあった料理の本に路線変更してましたね
    おかーちゃんらの井戸端会議に聞き耳立てては、本と違うレシピが出てくると『それちがう』と言ってたらしいです(笑

    もう50過ぎましたが町中華とか居酒屋番組、孤独のグルメにどっぷりハマってます。
    三つ子の魂(ryって怖いですねぇ(^^;

  • ティータさん>
    なるほど、ちびくろサンボ→ホットケーキ→料理本、という流れなんですね。その発想は面白い。
    もちろん僕もちびくろサンボは愛読しましたが、「ホットケーキ、いいなぁ」と思うばっかりで料理そのものには全く興味を持たなかったです。ティータさんのご両親は良い教育をされましたね。

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