野菜ジュースをブーと吹き出し、あたり一面が真っ赤に染まる

息子タケ、37.5℃の発熱のため本日は保育園をお休みする。

保育園の基準として、37.5℃以上だと登園がアウトになる。ジャストアウト。

アウト基準ぴったりでなかったとしても、よっぽど仕事が立て込んでいない限りは37.3℃くらいで早々にギブアップしておいたほうがいい。どうせ登園後、子どもはハッスルして体温も上がる。そしてぐったりして昼前に保育園からお呼び出しの電話が来る展開が予想されるからだ。

しかもこの電話に気づかず、応答が遅れた場合は後で保育園からガン詰めされる。いや、いつも首から携帯電話をぶら下げているわけじゃないし、気づかないときもあるでしょう、というのは単なる言い訳として余計怒られるので言わないほうがいい。

そんなわけで、「37.5℃あったのを37.1℃と偽って登園」なんてことはせず、大人しく家で過ごす。こういうところで保育園の信頼を積み上げていくのは大事だ。「あそこの家、少々熱があっても平気で保育園に子どもを連れてくる」という風評が保育士の間で立つと、以降厳しくチェックされるようになってしまう。

タケがあまり食欲がないので、野菜ジュースを与えてみた。普段飲まないものだが、甘みが強いフルーツジュレなんかよりはいいかな、と思って。

すると彼はするすると飲んだ。良かった、味が気に入らないとかストローの扱いがわからない、ということはないようだ。

・・・と油断したところで、盛大に吐いた。

真っ赤な野菜ジュースなので、一瞬吐血したのかと思って焦った。

咳でむせたのかと思ったが、それにしてはあまりに盛大に吐いているので胃の底から全部出しちゃったらしい。やっぱり体調が悪いんだな。

あまりの大惨事っぷりに、思わず「待て!まずは写真を撮ってからだ!」とカメラを構えるのを先決にしたくらいだ。これだけ赤いものを吐いているシーンはなかなかお目にかかれない。

幸い、タケ自身はけろりとしていて、むしろすっきりしたようでまた野菜ジュースに手を伸ばしていた。

それはいいんだが、時期的に「子どもが吐いた!」となるとノロウイルスの懸念も考慮しつつ片付けないといけない。急いでマスクを装着し、ぞうきんと共に次亜塩素酸ナトリウムを用意するが、もう時すでに遅いのかもしれない。マジノロウイルスならば。

何事もありませんように、と願いつつ後片付けをする。当然タケは何も手伝わないどころか、「パパ何をやってるのー?」という顔でこっちを見ている。何って?君の後始末だ。

ノロウイルスではなかったようで、嘔吐の家庭内連鎖という展開にはならずに済んだので良かった。

(2023.01.23)

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