
弊息子タケ、最近は子ども用のダイニングチェアに座るのを特にいやがるようになった。
拘束されずに自由きままに食べたいらしい。
代替案として、僕らは彼を大人用のダイニングチェアに座らせてみた。「ほら、これで君も大人の仲間入りだよ!」と大げさに褒めて、彼をその気にさせてみた。しかし、どうも満足しないようだ。
彼が小走りで廊下を走って行ったので何をするのかと思ったら、納戸の扉を開け、中から脚立を取り出して「よいしょ、よいしょ」と言いながらダイニングに運んできたのでびっくりした。
えっ、脚立を椅子にしてご飯を食べるの?
確かに悪いアイディアではない。なんとなく椅子のような形をしているからだ。我が子ながら素晴らしい着眼点だ。
しかし彼は、ちゃんと脚立をセットすることまでは頭が回っていなかった。
脚立を開いたあと、踏み台がない方向から座ろうとして、お尻の置き場所がないので「?」と不思議そうに振り返っている。
弊息子タケまだ1歳。これから伸びしろしかない。
(2023.02.13)
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