最近の幼児は保冷剤の使い方をわきまえている

0歳のときから保育園に通っている弊息子タケ。

保育園では、子ども同士がぶつかったり、おもちゃが体に当たったり、軽度の事故が頻繁に起きる。

子どもは、一瞬は泣くけれど、そのあとすぐに平気な顔をして遊びを再開する。人間はいろいろ痛い体験を積み重ねながら、この世の中の仕組みを学んでいく。

僕は、タケが軽度の打撲なら「すぐに良くなるから平気だよ」と彼に伝え、あまりフォローをしない。しかし、彼はすぐに「冷やして欲しいの」と言い、冷蔵庫に向かう。保冷剤が彼の目当てだ。

保育園では、ちょっと子ども同士がぶつかっただけでも、念のために患部を保冷剤で冷やす運用がとられている。その影響で、彼は自分の体をどこかにぶつけてしまったら、まずは保冷剤を欲しがるようになった。

「今どきの子ども」は僕が子どもの頃と全然違う生活を送っている。「体をぶつけたら、保冷剤」という彼にとっての常識も、僕にとっては驚きの対象だ。

(2023.11.05)

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