彼は父親を真似て山を目指す

モンベルの青いザックを背負って、ご満悦の弊息子タケ。

元々彼用に買ったものだ。

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「自分のオムツやおしりふきくらいは自分で持ってくれ」という意図で買ったのだが、彼の今後の成長を過度に期待しすぎて、2歳児にとっては大きすぎる12リットルのザックとなった。

12リットルのザックは小さいようで、案外いろいろなものが入る。そんなわけで、外出する際には大人の水筒をはじめ、いろいろなものが収容されるようになってしまった。その結果、肝心の彼にとっては重すぎるザックとなり、彼がザックを背負って外出するという機会は今のところ殆どない。親が持ち歩くためのザックになっている。

まだ外出用の荷造りをしていない、軽いザックを彼は背負ってご機嫌だ。

「お父さんみたいだねー」

と彼は僕に話しかける。

僕が登山をするときに青いザックを背負っているのを、彼は知っているからだ。ただし、彼を登山に同行させたことはないので、たぶん僕が登山をした際の写真を見て覚えているのだろう。

続けて彼はこう言う。

「山に行くの」

ほほう、ザックを背負って山に行くのか。それは頼もしい。で、どこの山に行くの?と僕から彼に聞いてみたら、

「郡山!」

と答えた。先日、知人が住む郡山に泊りがけで行ってきたから、その時に覚えた地名だ。

この回答を聞いて、彼が「山」というものをどれほど理解しているのか、ちょっと不安になってきた。

それでも彼を山にトライさせるため、マンションの階段を10階ほど登らせてみたり、トレーニングは開始している。3歳のうちに、高尾山山頂まで彼を歩かせるのがとりあえず僕が目論んでいることだ。

(2023.11.03)

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