昨年に引き続き、今年も黄色く色づいたイチョウを目当てに、東京大学本郷キャンパスに行ってきた。
昨年、弊息子タケ1歳はこのイチョウ並木をとても気に入り、葉っぱを踏みしめてガサガサ鳴らしてみたり、落ち葉を手にとって空にばらまいたり、広いキャンパスの中を走り回ったりしていた。
今年も、そんなひとときを楽しみにやってきた。
安田講堂に通じる道は、とても立派なイチョウ並木だった。
タケは嬉しくなって、今年もこの並木を走り回った。自動車が(ほぼ)通らない道なので、「危ない!止まって!」と親に静止されることがない場所だ。なので、彼は活き活きと走り回り、急に立ち止まり、地面や木といったいろいろな自然を観察していた。
周囲は僕ら同様、小さい子どもを連れた家族が結構多い。また、コスプレをした女性とそれを撮る男性のペアがあちらこちらに見かけられた。今や、ちょっとした映えスポットには必ずコスプレの人がいる時代になった。
また、外国出身と思われる方々もかなり多かった。留学生仲間が集まって、日本の秋を楽しんでいるのかもしれない。外国人観光客がここを観光スポットとして押し寄せるようになるのは時間の問題だろう。
いずれ、マナーの問題が大きくなってきて、今のように自由にキャンパスに入れなくなる気がする。僕ら、こうやって自由にキャンパス内を歩いているけれど、あくまでも大学側としては「大学関係者以外立ち入り禁止」というスタンスをとっているからだ。今、部外者が出入りしている状況は大学当局から特別に許されている状況だ、ということを理解したうえで、入場者はゴミやトイレといったマナーをきっちりと守ってほしい。
来年もまたここで家族揃ってイチョウ並木を歩きたいね、と夫婦で話をした。でも、タケが予想以上に大喜びしているので、イチョウが黄色く色づく季節でなくても、時々ここを訪れても良いのではないか?という話になった。それくらい、子育て世帯にとっては素敵な場所。
(2023.12.02)
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