
週末、あちこち行く予定があったので、お昼ごはんは父子で外で食べることになった。
一応、「何が食べたい?」と弊息子タケに意見を聞く。すると、「牛丼が食べたい」と言う。
「ハンバーガーもあるぞ?餃子の王将で餃子とか、サイゼリアでドリアとか」といくつか選択肢を例示したが、彼は牛丼を主張する。そこに一切のゆらぎはなかった。
人生でまだ数回しか牛丼を食べたことがないくせに、彼の牛丼愛はすばらしい。
同じく、人生で1度しか食べたことがないハンバーガーのときは、食べた後にあまりの嬉しさに、街の中で「みなさーん、タケちゃんは今日、ハンバーガーを食べましたー」と大きな声で叫んだものだ。でも、それよりも牛丼の方が良いのだから、さすがだ。
松屋で牛めしを食べることにしたのだが、彼は「牛めしの大盛りがいい」などと言う。やめろ。食べられるわけがない。
「お子さまセットがあるから、それにしたら?ソーセージもポテサラも付いてるよ?」聞いても、大人が食べるのと同じのがいいのだと力説する。なんでこだわるのか、謎だ。
ただ、松屋に限らず牛丼屋というのは、お子さまセットに甘いゼリーやジュースを付属させる。親としては、あまり甘いものを子どもに与えたくないので、大人と同じメニューというのは悪くはない話だ。
結局彼は牛めしセット(ご飯小盛り)を食べた。サラダは食べきれなかったものの、小盛りの牛丼は残さず食べたのだから、呆れた。結構食べるなあ。
弊息子タケ、そろそろ4歳。「親が食べているものをシェアすれば子どもの食事は成立する」という年齢ではなくなりつつある。そうなると、外食にかかるお金がドスンと高くなるので、いざお会計のときにびっくりすることになる。
しかも最近、当然のように親のケーキやお菓子を自分も同量、または親以上の量を要求するようになってきた。これまでと同じ感覚で飲み食いしちゃいけなくなってきた。
(2025.02.15)
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