
弊息子タケと僕は、国立科学博物館で「企画展 ワニ」という展示を見たので、ワニの絵を描いてみることにした。
子どもの絵というのは、いつ見ても面白い。蓄積された「ワニとはこういうものだ」という前提条件がないまま、なんとなく覚えているものを絵にするからだ。下手くそだからこそ、物事の真実があるというか、見応えがある。
僕がワニを描くと、どうしても「百日後に死ぬワニ」のようなワニを描いてしまう。目が出っ張っていて、鼻の穴が大きくて、緑色。
でもタケは、「ワニって緑じゃなくてもっと茶色だったんだよな・・・」といいながら、クーピーを選んでいた。素直だ。
その結果、描いた絵がこれ。
なるほど、彼にとって、ワニとは「背中のギザギザ」が最大の特徴として記憶に残っているらしい。そして、細長い生き物である、と。それを除くと、非常に雑な描き方になっている。印象に残っていないからだろう。尻尾なんてちゃんと描ききれていないし口は赤く、ポカンと開けているだけ。こんなシシャモみたいなひょろ長いワニの絵、初めて見た。
今後も、いろいろ絵を描かせてみたい。動植物だけでなく、たとえば「富嶽三十六景」でお題を出して、記憶に任せて描いてみるとか。親子対決すると楽しそうだ。
(2026.02.14)

コメント
コメント一覧 (2件)
「わに」を読む前に予備知識なしで作品を拝見した私の感想は…
『ノコギリタチウオ』でした(笑
(二本足見えんかったんかいw)
てぃーたさん>
タチウオ、確かにそう見えますね。
「ワニ=長い生き物だ」という理解で絵を描くと、こういう細長ーい絵になるというのは「なるほど」と親ながら納得です。