びっくりしたけりゃするがいい

最近はデパートの地下食品売場を彷徨うのが趣味というか平日における唯一の気休めなんだけど、たまたま目に付いた餃子を買ってみることにした。

巨大餃子、「BigLee餃子」その名も、「BIG Lee餃子」。

まあ、「びっくり餃子」の駄しゃれだと思ってくれればいい。センスは決して良くない。謎のオバチャンが「BIG Lee」と書かれたエプロンをしているシールも、夜、思いっきりうなされそうでいやだ。

BIG LEE餃子

しかし、このどこがBIG Leeなのかと言うと、そのサイズにあった。写真を見ると、大きいのかどうかよく分からないと思う。しかし、よく見て欲しい、写真上部にあるパソコンのキーボードを。このサイズと見比べれば、自ずとサイズは分かってくるはずだ。要するに、106キーボードのスペースキーから右カーソルキーの間までの幅の容器に、餃子5個が入っているわけだ。びっくりする程ではないにしろ、異様にデカい。

この手の食べ物って、一発目のインパクトを楽しむ物。味に期待しちゃあいけない。そもそも、餃子なんてのはぱりッと香ばしく焼けてナンボな要素が強い。こんなナマコみたいなサイズだったら、中の汁気でむんむん蒸れ蒸れになってしまうに決まってる。そうと分かっていながら、あえて手を出してしまう自分であったよ。

この日の番は、違った意味でビールがおいしかった。目で見て楽しむおつまみ。でも、さすがに一人で5個食べるのは拷問だったが。

(2001.05.30)

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