もらいものの文旦に驚く

親友夫婦から、手土産で文旦をいただいた。

赤ちゃんの頭ほどあるサイズにまずびっくり。「でも大味なんでしょう?」と疑わしい目で見てしまいそうだが、デカくてうまくてそりゃあもう、ということらしい。

部屋に置いておくと芳香を放ち、安眠を誘うのだとも聞いたので、貰ったその日は寝室に置いてみた。柑橘の臭いに包まれて、一時ながら自分の加齢臭が和らいだ気がする。うん、これはいい。

ホンモノの果物から発せられる香りは、たとえようがないくらいフレッシュでさわやか。

で、満を持して翌日から食べ始めた。なにしろ、一日でまるごと1個は無理だ。1/4ずつ、4日にわけて食べた。 はっさくのようなすっぱい味を想像していたが、グレープフルーツのような甘さ。苦みも少なく、こりゃびっくりだ。確かに、うまい。目が覚めるうまさだ。 貰ったことにとても感謝。

最近、「贈り、贈られ」という文化は随分減ってきたけど、やっぱりこうやってface to face で良い物を紹介しあうというのはいい。こっちの好みとか理解した上で、おすすめをして貰えるわけだから。

ちなみに文旦だが、4日目になると酸っぱさが強くなった。包丁を入れてからしばらく時間をおくと、甘みが飛んでしまうらしい。

(2016.01.24)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください