フライヤーを買う

これまで自炊の揚げ物といえば、中華鍋を使って盛大にやってきたのだが、揚げたてを食べようとするとキッチンで立ち食い、というのが残念だった。仮に椅子を持ってきたとしても、落ち着いて食べられない。

フライヤー

そんなわけで、小ぶりな卓上電気フライヤーを購入した。

揚げ物パーティーをやる!というほどの大きさはないものの、目の前で揚げ物をやるにはちょうどいい。 ガチの揚げたて料理を食べる機会なんてまずないので、業務スーパーで買ってきたコロッケでさえ、激しくおいしく感じる。 家で揚げものをする、という機会はこれまでもあったけど、「キッチンで家族全員分の量を揚げたあと、食卓に運ぶ」という形になるのでどうしても食べるときには冷めていた。

フライヤー

それが今じゃ、まだじゅうじゅう言っているヤツをガンガン食べられる幸せ。これは、置き場所がちょっと邪魔であることを除けばとてもハッピーな買い物だったと思う。

こういう調理家電は「いずれ飽きて使わなくなる」というリスクがあるけど、マニアックな料理製造機ではなく、「揚げ物」という王道調理器具なのでたぶん大丈夫だと思う。今後も、頻繁に使っていきたいものだ。

なお、この手のフライヤーを購入する際には案外選択肢が存在ない。 怪しいメーカー製のものを含めてほぼすべての製品が、油を入れる釜の取り外しができない。揚げかすを洗いたいと思っても、汚れた油を捨てたいと思っても、本体ごとシンクに持っていく必要がある。 僕が知っている限りでは、内釜が外せるのはこのタイガー製だけ。やっぱり釜が外れるほうが後片付けが便利。

フライヤー

ただし、このタイガーのフライヤーはスイッチすらない。電源ケーブルを挿すか抜くか、しかできない。油温調整なんてとんでもない。あまりに機能をばっさりと省略していてびびった。

内釜がない製品ばっかりだったり、温度調整はおろか電源スイッチすらなかったり、極端に省力化されてるんだな、この「電気フライヤー」というジャンルは。

(2019.03.06)

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