闇夜のクリスマス

無印良品で、大量に卓上用ミニキャンドルを買ってある。お買い得セットみたいな大袋に入っていたので、何年使ってもなくならない。

なので、かれこれ数年、やれ誕生日だの記念日だので、さほど意味もなくキャンドルで卓上を照らしている。今年のクリスマスも、そう。

おしゃれじゃないか、と思われるかもしれないが、その他の飾り付けといったら100円ショップで買ってきたものだけだ。紐でたくさんの★を束ねた飾り付けとか、近くで見るとチープなものばかりだ。でも、むしろそういうチープさこそが我が家の家庭感があって、夫婦ともども満足している。(ちなみにこの★の飾り付けは、いしの誕生日のときに買ってきたものの使い回しだ)

ここで気合を入れて、巨大なクリスマスツリーをリビングに飾ることだってできる。でも、僕らそこまでクリスマスを祝福しているわけはない。仏教徒だし。「冬至なので、ゆず湯に入ろう」「あっ、でも気が付いたら冬至はもう過ぎてた。まあ、いっかぁ」というレベルの扱いだ。

にもかかわらずクリスマスを盛大に、ご馳走とか並べてお祝いしていたら違和感しかない。それはきっと、バブル期にマスコミが作り上げた虚構に未だにあいのりしているだけだと思う。21世紀を生きる僕らは、身の丈にあった年中行事をやっていきたい。

2021年クリスマスイブの夕食食卓。

外食はしない。子供がまだ0歳だし、寝る時間が早いので外食しようだなんて頭の片隅にも思いつかなかった。かといって、七面鳥を焼くぞ!という気合もない。ろうそくは炊いたけど、実際はちょっといいハムを厚切りにしてソテーしたものがメインディッシュとなった。

そのときの写真がこちら。

毎回こうなるのだけれど、何かご禁制のものをこっそり食べているのか、それとも闇鍋をやっているのかという有様だ。目に見えている以上に実際は薄暗く、カメラがその暗さを補正できていないからだ。

横から撮影すると、少しは闇鍋感が解消された気がする。

・・・けど、写真右側にキムチの容器が置いてあるのが見える。クリスマスでもキムチが食卓を飾るのがおかでん家。まあ、今日はノンアルコールワインを飲むので、つまみになるっぽいものをあれこれ並べておきたかったので、ね。

ちなみに、ノンアルコールスパークリングワインだと思って開栓してみた、写真中央の飲み物は「スパークリングアップルジュース」だった。ドンマイ。

成城石井ブランド。「さぞやお高いんでしょう?」と身構えてしまいそうだけど、フルボトルで600円ちょっと、とお安い。僕らみたいに、「ぶどうだと思っていたら、りんごだった」と勘違いしてビックリしない限りはお得だと思う。こういう記念日におすすめ。

そもそも、街のスーパーにしろAmazonをはじめとするECサイトにしろ、まだまだ気の利いたノンアルコール飲料の取り扱いが少ない。本来ならもっとたくさんの商品が存在しているはずなので、気軽にあれこれ選べるようになってほしいものだ。

ちょっと前までは、Amazonでさえ「手が届く値段でのノンアルワイン」といえば「デュック・ド・モンターニュ」くらいしかなく、面白みに欠けたものだった。記念日ごとに、またこれかよ・・・と思ったものだ。

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本物のワインからアルコールを取り除いた本格派ノンアルコールスパークリングワインです。

しかし今では少し取り扱いが増えた。まだぜんぜん試せていないけれど、中には値段と味と満足度のバランスが良いノンアル飲料が潜んでいるかもしれない。今後あれこれ試していきたい。

ちなみに、最近の我が家は「カツヌマグレープ」という赤または白のノンアルコールワイン、というかぶどうジュース、を食卓に上げている。2021年秋頃は900円程度で手に入った。

ノンアルコールワインというのは案外難しい飲み物で、単なる「ぶどうジュース」だったら甘くて食事中に飲みたくならない。どうやって、本物のワインに近い雰囲気を出せるかが大事だ。かといって、似せ過ぎたら僕みたいに一滴も飲まない人にとって、あまり美味しくは感じないだろう。「ワインっぽさがありつつ、ソフトドリンクとしても美味しい」バランスで仕上げるのは大変だ。

カツヌマグレープのラベルを見ると、ぶどう果汁の他にクランベリーや緑茶を混ぜていることがわかる。なんとか、ワイン独特の味の深みや渋みを表現しようとして苦心しているようだ。

その結果、Amazonの口コミでは批判が多く書かれている。でも、僕はそうは思わない。たぶん、「酒飲みの人が訳合ってノンアルコールワインで我慢せざるをえない」場合と、僕みたいに「もともと酒は飲まないけど、ワインの雰囲気を味わいたい」場合とでは味のニーズも、そもそもの味覚も違うのだろう。批判口コミが多いことから、「ワインもどき」としての出来は微妙なのかもしれない。でも僕はどうせアルコール飲料をこれまでもこれからも飲まないんだし、この味で満足している。

(つづく)

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