保存食のようかんを使って鏡開きをする

今年も鏡開きシーズン到来。

昨年までは、ホームベーカリーでお餅をついて、巨大な鏡餅を作るのが楽しみだった。デカい鏡餅を自作した、という事実は僕の見栄を激しく満足させてきた。年末になるとスーパーの店頭に並ぶ、出来合いの鏡餅とは違うんだぞ、という謎の上から目線がそこにはある。

しかし結果は惨敗で、毎年鏡餅にカビが生えてしまっている。

「カビが生えている表面さえ削り落とせばセーフ」と理解していたが、調べてみるとそれは誤った認識だった。表面にカビが生えた時点で、カビそのものは餅の奥深くまで侵入していて、食べられたものじゃないらしい。

なるほど、どうりで。「見た目はカビがなくなった」はずの餅を食べても、どうも埃っぽい味というか、ぶっちゃけて言うとカビっぽい味がしていたわけだ。

お腹を壊しかねないので、今後はこういう無茶はやめよう。

そこで2022年の鏡開きは、越後製菓の市販品に頼った。残念。

まあでも、餅を飾るための各種装飾がワンセットになっているので、便利だし見栄えがいい。もうちょっと地味な・・・無印良品的な、シンプルかつモノトーンな鏡餅の方がよいのだけど、そんなものは世の中にあるのだろうか?

鏡開きでおしるこ

今年はおしるこで鏡開きしたお餅をいただく。

おしるこを作るためにスーパーであんこを買ってきても良かったのだけど、そういえば我が家には「賞味期限切れの防災用備蓄食品」があるんだった。被災中でも適度な甘味を、ということで井村屋の羊かんを常備しているのだけど、その賞味期限切れを溶かしてみよう。

やることは簡単。鍋でお湯を沸かし、そこに羊かんを入れてかき混ぜるだけ。予想以上に立派なおしるこになった。

あんこで作ったおしるこではないので、ちょっと味は「おや?」と感じる部分があるのは事実だ。だって、羊かんだもの。でも、美味しくないから「おや?」と感じるのではなく、「おしるこにしては甘さ控えめだな」という程度だ。とても美味しい。

賞味期限切れの備蓄がある、ということはこれまで数年間無事に生きてこられた、ということだ。ありがたいことだ。そしてその期限切れ食料を正月の祝い事で使う、というのはとてもめでたい。良い正月の締めくくりとなった。

(2022.01.11)

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