料理写真はいまだに慣れない

写真をふんだんに使っているこのサイト、すでに創業22年だ。

まだブログがなかった時代から初めているし、スマホはおろか「写メ」という言葉もなかった時代で、けっこう先駆的な取り組みだったと自負している。

にもかかわらず、未だに写真は苦手だ。料理写真は特にそうだ。

たとえばこれ。天丼てんやで撮影したもの。

丼がアップになりすぎて、シズル感もへったくれもない、のっぺりした構図になってしまった。これでは美味そうに見えない。「かき揚げ天丼ですか?」と言われても仕方がない、立体感のない写真。

昔のほうがまだ撮影しやすかった。カメラやレンズの性能が悪かったので、良くも悪くも隅々までピントがあったし構図の自由度が低かった。しかし今じゃ、性能が上がった分「腕の悪さ」が目立つようになってしまった。

SONY RX100M3を購入したとき、僕は「F=1.8」に悩まされた。料理写真を撮ると、料理の上に乗ったパセリにだけフォーカスがあうことが多かったからだ。当時の僕は、被写界深度なんて何もわかっていなかった。

今のスマホは賢いので、うまいことフォーカスをあわせてくれる。しかし、デジカメ時代の癖がしみついてしまった僕は、スマホネイティブで料理写真を撮っている人のマネができない。構図をイイカンジにしようとして失敗しまくる。

スマホ撮影の人はスマホ画面で写真を見ることを前提としている。一方の僕はというと、PCで閲覧したり、ブログに掲載することが常に頭にある。なので、デジタルズームして撮影するのは抵抗があるし、わざと傾いた構図にして撮影するのも苦手だ。

まさかこういうところで自分のスキルや思考が老いていることを実感するとは。

(2022.05.09)

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