これは驚いた、ポンパドウルの冷凍自販機があったなんて

JR総武線小岩駅で見かけた自販機。

お菓子が売られているのかな?と思って近づいてみたら、中にパンがびっしり入っていた。しかも、ベーカリーとしておなじみのポンパドウルのロゴが掲げられている。

えっ、これ、ポンパドウルのパンの自販機なのか。

「フローズンブレッド」と書いてあるので、パンはカチカチに凍っていると思われる。

びっくりだ、最近はベーカリーのパンもこうやって自販機による無人販売が行われるとは。

最近、冷凍餃子や冷凍ラーメンの自販機をあちこちで見かけるようになってきた。

自販機は飲み物のためにある、というこれまでの概念が覆ってきている。

もちろん、ドライブインには昔からそばやうどん、ホットサンドやハンバーガーの自販機が存在していた。だけどそれらは、その場で食べることが前提だった。

ドライブインの料理自販機はどんどん衰退して絶滅危惧種となった一方、都会では冷凍食品をそのまま売る時代になった。家に持ち帰ることを想定しているわけだ。

まさかこういう時代が来るとは思わなかったな。未来予測って難しいものだ。

この自販機は完全キャッシュレスで、現金の使用ができない。

僕はこういう振り切った設定が大好きだ。「冷凍パンを、電子マネーで買って、家に帰る」。最高じゃないか。

ディストピア感があるとか、人とのコミュニケーションが無いつまらない世界だ、とか、よく考えると不都合がたくさんありそうな世界観だ。

でも、脊髄反射的に僕はこういうのを大変好む。やるならぶっちぎっちゃおうぜ、と思っている。もちろん対人店舗は残しつつ、こういう無人店舗もあるといい。

以前、マクドナルドがでっかいスマホみたいな形をした、タッチパネル式セルフレジを導入するという話を聞いたときに「いいね、突き抜けてるね」と思ったものだ。しかし、今でも相変わらずマクドナルドは店頭に人だかりができ、行列どころか単に人がゴチャゴチャ密集しているだけのカオス状態となっている。コレジャナイ感。

(2022.06.24)

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