七草粥を食べよう

我が家では、毎年1月7日は決まって七草粥を食べる。

結婚して子どもを授かったんおで丁寧な生活を営もう、と改心したからではない。独身時代からの習慣だ。普段はお粥なんて全く食べないのだけど、このときだけは「美味しいなあ」と食べる。

お粥は嫌いじゃないけど、わざわざ作るほどでもないと思っているからだ。でも、七草粥ともなれば、1月7日をすぎるとスーパーでは一切「春の七草」を売らなくなる。わずか数日しか店頭に並ばない七草を見て、「やばい、今買わないと次に買うチャンスがもうない」と焦る。だから七草粥を毎年作っているのだと自己分析している。

こういう葉っぱものは、2歳の弊息子タケは食べないだろうと思っていた。でも試しに与えてみたが、案の定一口も食べることなく、葉っぱを見ただけで「いらない」と拒絶した。やっぱりそうか。しょうがないので、七草を除き、お粥の部分だけを彼に与える。

これまでは炊いたご飯をお鍋に移し、多めのだし汁で煮込むことで雑炊を作っていた。しかし今年は生米を多めのだし汁で炊く、本当のお粥を作ってみた。やっぱり、お粥のほうが全然味が良い。「そうか、今どきの炊飯器にはお粥モードがあるけど、これまで使って来なかったな」と今更ながら炊飯器の釜の内側に刻印されたお粥用の推移目盛りを眺める。

(2024.01.07)

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