チャーハンは美味い

町中華と呼ばれるようなお店に行ってみて、つくづく思うのが「チャーハン、美味いなあ」ということだ。

ラーメンはラーメン専門店と比べるには無理があるくらい、別次元の食べ物だ。たぶん、中国人にとってラーメンが「日式拉麺」として日本料理の扱いなのと同様、「町中華のラーメン」と「ラーメン専門店のラーメン」というのはもはや別物なのだろう。

町中華のラーメンを「素朴な味わいで、懐かしい感じがして美味しい」と持ち上げる向きがある。もちろん僕もそれには賛同するが、中には美味しくないラーメンがいまだに存在するお店もある。美味しくない食べ物がこの飽食の時代に存在し続けられることに驚くのだが、まずくてもお店が続けられるいろいろな要素があるのだろう。または、まずいというのは僕個人の狭い主観であって、これはこれで好む人がいるのかもしれない。

ラーメンについては「おっ?」と思うことが多い反面、そういうお店でもチャーハンが美味しい事が多い。

今や、冷凍チャーハンの出来がとてもよいので、お店で食べる必要はないという考え方もある。しかし、町中華のチャーハンを食べると、「うーん、これは冷凍チャーハンには出せない味だな)と思う。ウェイパー的なものをがっちり使っているからだろうか?それともラードを使っているから?

お店のメニューを見ると、「半チャーハン」というメニューを用意していることがある。ラーメンを食べることを前提としているからだ。でも僕は、ラーメンは半分でよいので、チャーハンを1人前食べたい。チャーハンの半ラーメンセット、というのがあれば嬉しい。

上の写真のように、ラーメンとチャーハンを両方とも1人前頼むと、一人で食べきると満腹感よりも罪悪感のほうがまさる。「ああ、カロリーを取りすぎた」と思うからだ。

(2024.02.24)

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