ランチバイキング700円、という価格が2024年の東京にも実在する

三鷹に用事があったので家族で訪れていたのだが、三鷹駅近くにランチバイキングのお店があると知り行ってみた。

「アジアの小さな百貨店 ASIANS」という名前のお店なのだが、ランチバイキングが700円だ。おい、信じられるか?2024年の今、牛丼屋やハンバーガー店でもうっかりすると1,000円近くかかってしまうご時世だ。それが、食べ放題のランチバイキングで700円だなんて。

しかも、この値段は価格改定されて間もないものであり、ちょっと前までは500円だったというから強烈だ。

食べ放題メニューを見ると、

マーボー豆腐、ヤキソバ、ナス炒め、唐揚げ、おから、レバニラ炒め、サラダ

と書いてある。確かにあまり食材コストや調理コストが抑えられそうな構成だが、だとしてもこれを食べ放題で提供するなんてすごい。ひっきりなしに客がやってきたって、大してお店は儲からない。

一体どういう仕組なのだろう?一体どういう料理なのだろう?と思ってお店を訪れてみたが、12時オープンということで僕らは早く到着しすぎだった。12時まで待つ余裕がなかったので、この日は断念した。いずれ、再訪したい。

じゃあこの700円バイキングのお店の周辺に、他のランチビュッフェのお店がないだろうか?と思って探してみたら、タイ料理でビュッフェをやっているお店が歩いてすぐのところにあった。三鷹、ビュッフェ激戦区だな。

「カオマンガイバザール」という店名。

いわゆるハーフビュッフェスタイルで、メイン料理を1つ選んで、それにビュッフェをオプションで付けることになる。

メイン料理単品だけ頼んで、ビュッフェを頼まなくても構わない。

ちなみにメイン料理はガパオ、パッタイなどタイ料理の定番で、全品980円。これにビュッフェを付けると+380円になる。

380円増しのビュッフェは、

グリーンカレー、ジャスミンライス、本日のタイのお惣菜、タイのサラダ、デザート。

食べ放題でカレーもご飯も食べられるし、おかずもある。この日は鶏肉をプーパッポンカレー風に調理したものがおかずとして用意されていた。だから、メイン料理でガパオライスとかカオマンガイなどを頼むと、ビュッフェでもまたご飯ものを食べることになってしまう。

なので、パッタイなどの麺料理をメインに据え、ご飯はビュッフェで食べる、というのがスマートな食べ方かもしれない、と思った。

このお店、何が素晴らしいって、ビュッフェ台のところに山盛りのパクチーが大皿に盛られていることだ。シャキッとした新鮮なパクチーを、薬味として取り放題だった。ここ最近パクチーを食べていないなあ、あの青臭い味で味覚と胃をシャキッとさせたいなあ、と思っていたところだったので、ちょうどよかった。

パクチー食べ放題、というだけでも200円くらいの価値はあると思った。

700円ランチバイキングには出会えなかったけど、かわりのお店で大満足して帰った一日だった。

(2024.10.27)

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