自宅をサロン化し、いろんな人が遊びにくるような空間にしたいと願っている。
一人暮らしだし、家を散らかしているわけじゃないのでいつ来られても恥ずかしくない。 そんなわけで、「サロン・ド・おかでん」というのを主催し、仲間を家に招いたりしている。
しかしこの「サロン」は好評につき参加者の持ち回り企画に発展。「サロン・ド・○○」という名前で、いろいろな家で開催されるようになった。
我が家のサロン化は、こっち方面ではお預け。嬉しい悲鳴だ。
そんな中、会社の先輩や同僚を招いての鍋会を、平日夜に開催。 鍋がとても食べたい気分だったので、思いつきで声をかけた。 夏の鍋ってなんだろうね、ということでwebを調べ、「夏鍋!~ピリ辛トマト鍋」というのを作ってみることにした。
スーパーで「これも入れよう」「いや、これだと喰い地獄だ」などといいながら食材を買うのが楽しい。そして、手分けして下ごしらえをするのも、また楽しい。 惣菜などを持ち寄る形式のホームパーティーはバラエティに富むし、気軽だから良いけど、自炊、というのもいいもんだなと改めて思った。
で、夏鍋なんだが。 そもそも、メインとなるトマトが「トマト缶」を使っている時点でどうよ、と思うわけだが、その他の野菜も春菊、しめじ、まいたけ、もやし、長ネギ・・・と何一つ「旬の野菜」がない。 笑ってしまった。なんだ、結局鍋が出来れば何でもよかったんじゃねーか、と。
卓上には、「グリル鍋」。 過去何度も我が家での宴会に登場し、そのたびに容量が少ないために吹きこぼれて周囲を汚すしろもの。今回も、盛大に机の上をつゆで汚した。
教訓:Amazonで、適当に鍋を買ってはいかん。
鍋ってむつかしいんだよな。家族がいる家庭ならいいけど、僕みたいに一人暮らしだと、鍋なんていつ使うのか想定が難しいから。 特にこのグリル鍋を買ったのは、僕が本当に「ぼっち」だった時。家にお客さんが来てくれて、鍋パーティーができればいいな、という「淡い期待」を抱いての購入だった。 だから、あまりでかいのを買うと、そのまま「ぼっち」生活が続いたときに虚しさと情けなさで悶絶するに決まってる。だから、小さいのを買った。
床には、鍋に入りきらない具が並ぶ。鍋の具を盛り付けるための大皿なんて当然持っていないので、ありあわせのお皿をたくさん使う。
安定してお客様が家に来るようになれば、しかるべき器を買い換えたりしたいものだが、こればっかりは身の丈にあったものにしたい。
コメント