編集後記2023年08月期

最近のおかでん

7月、大雨の中北海道の斜里岳に登頂。その際にスマホが濡れたことで故障。幸い、スマホの故障にも対応した登山保険に加入していたので、免責3,000円で修理ができた。

その半月後、今度は弊息子タケをじゃぶじゃぶ池で遊ばせているとき、子どもに気を取られている間にスマホが入ったポーチを池に水没させてしまった。今度こそ、完膚なきまでにスマホが故障。結局、スマホは新しく買い直した。

さらにその半月後、台風6号が接近して急速に天気が悪化。パソコンをトートバッグに入れて自転車を漕いでいたら、ゲリラ豪雨で完膚なきまで水没。仕事用パソコンと私物パソコンが束になって壊れた。パソコンまで買い直しに。

この一ヶ月ちょっとで、水難続きだ。

スマホもパソコンも新しくなって、快適な環境になった。しかし、すでに僕にとってこれらのデバイスは「インフラ」という扱いになっている。昔は、新しいデバイスが手に入った!とワクワクしながら細かいチューニングやカスタマイズを楽しんでいたものだ。でも今じゃ、「とっとと使えるようにしたい、元の環境で作業を続けたい」という気持ちが強くなった。要するに、再セットアップなんて、面倒以外のなにものでもない。

この心境の変化はちょっと残念だが、仕方がないことなのだろう。

なお、PCもスマホもデータはバックアップが取られており、データの紛失で頭を抱えるということは皆無だった。クラウドが当たり前の時代のありがたい成果だ。とはいっても、デバイスの初期セットアップには時間を要するので、その間は諸々の作業ができなくなった。

一方、仕事は激務だった。一週間ほど、朝7時半に仕事を始め、仕事を終えるのが深夜1時近く、しかもテレワークで自宅の椅子に座りっぱなしという状況が続いた。途中、子どもを保育園に迎えに行くので2時間ほど中抜けすることがある程度だ。さすがに僕はこの状況に疲弊しまくり、仕事が一段落して数日経ってもまだ気力体力が回復していない。先月も今月もこんな感じ。

お陰でサイトの更新が完全にストップした。おかしい。テレワーク中心のワークスタイルに切り替わったとき、もうちょっとワークライフバランスで余暇の時間が増え、このサイトの更新頻度が増えると確信していたのに。全然改善していない。

木曽御嶽山に登って思ったこと

2023年の春~秋にかけて、一月に一座、日本百名山を登っている。

8月は御嶽山に登頂したのだけど、そのあまりの凄さに頭を抱えてしまった。すごい山だ。霊山として古くから信仰の対象になっている理由を垣間見た気がするし、それだけ迫力も、見ごたえも、歴史も、あらゆるものが包含されている。

1泊2日の山行だったけど、写真枚数は600枚を超えている。こんなに撮影したのは過去に例がない。

こんな山行の旅行記、自分が死ぬまでに書く機会は訪れないんじゃないか?とうっすらと思っている。現在、2019年秋の徳沢キャンプの話を書いている最中で、すでに3年遅れの連載だ。そんな中、超絶すごい山の御嶽山に出会ってしまったら、「ああもうこの話を書くタイミングまで到達しないまま自分は死ぬんじゃないか」と思えてきた。理由はないけれど、それくらい遥かな、遠い世界を見た気がした。

弊息子タケの成長とオカ・デウスの今後

弊息子タケだが、ここ1ヶ月で急激に言葉の数を増やしてきた。親との会話がずいぶん成立してきて、もはや一人の人格者として存在感を強く示すようになった。

これまでの「オカ・デウス」コーナーは、社会生活を営むヒトとしてはあまりに未熟な赤ちゃんであるタケを僕が見つめ、感じたことを憶測や希望的観測であれこれ語るというスタイルで文章を書いてきた。しかし、今やタケはそういう「観察対象」というよりも「ある程度僕と対等な立場」に成長してきた。

また、これまで身体的にできなかったことがようやくできるようになった!ということがほぼなくなってきた。今、彼の成長はもっぱら頭脳と言語だ。そういう様子を文章にしたためると、彼の言葉がどんどん記事の中に登場することになる。

自分の子どもを、子どもの許可を得ないままネット上の記事に掲載することがどこまで許されるのかはケースバイケースだ。それはあとになってみないとわからないし、わかった時点では取り返しがつかないデジタルタトゥーになっている可能性もある。

記事を消す予定はないものの、「オカ・デウス」の新規記事掲載はそろそろ終了にしてもよいだろう、と考えている。これ以上彼に関するあれこれを文章で詳細に書くのは、将来的に予期せぬリスクを生むかもしれないからだ。

終了時期はもう少し先になるけれど、そう遠くないうちに訪れるだろう。

それ以降は、「へべれけ紀行」などでちょこっと脇役として登場する機会があるキャラクターになっていくはずだ。

今月のBGM

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