最近は凄いモンだ。サーチエンジンに日英/英日翻訳機能を備えているサイトがある。これさえあれば、英語力が無くても英語のサイトを読むことができるし、このアワレみ隊OnTheWebだって、海外に向けて情報発信できる。
目指せ国際派(インターナショナルと読む。効果音:ジェット飛行機の飛び立つ音)
ってな事で、暇な平日の昼休みを使って会社で我がサイトをいろいろ英語に訳してみようとしたら・・・
「URLフィルタによってアクセスを拒否しました」
あ、あんですとーっ。
「拒絶されたコンテンツのカテゴライズ : SEX」
ショック!我がサイト、そして己が書いた文章が「セックス」に分類されるものだったとは!
しかも、会社のプロキシに搭載されているURLフィルタでアクセス拒絶したということは、会社公認の「エロくてエロくて社員が仕事する気なくなるやん。だから見せられんで」サイトであるということに他ならない!
気分はフランス書院の官能小説家。
それはともかくとして、何がそんなにエロかったのか日本語の原文を確認してみたら、ちょうどその日のHEADLINE記事が「女性の肩こり」について語っている回(思考回路のリボ払い9/9版)だった。
読めば分かるとおり、アワレみ隊OnTheWebにしては珍しく下ネタに走った回ではあったけど、ムラムラするような匂い立つエロ文章からはほど遠い。しかし、どこでどう間違ったのか、英語に翻訳した際にエロくなってしまったようだ。それを、会社のプロキシサーバが何らかの基準に基づいて
「あっ、このサイト、エロい!」
と判断したのだろう。
ぬれ衣だ、全くのぬれ衣だ!
こんな事が原因で、数日後上司に呼ばれて、「キミ・・・会社のパソコンでアダルトサイト見ていたんだって?会社クビだーッ」なんて言われてはあまりに空しい。せっかくなら、本当に仕事が手に付かないくらいのエロサイトを見て、華々しく玉砕したいもんだ。
あまりに悔しいので、AltaVistaでの日→英翻訳だけがエロと判定されたので、詳細に確認してみた。しかし、どこにもやばい単語は含まれていなかった。
もっとも怪しいと思われた
「それに男の人だって、アレが大きいからって腹筋が筋肉痛だって人、いないでしょ?」
という記述は、
アレ is large
という色気もへったくれもないチャンポン表記にされており、問題は無いようだ。
結局、今回は
「英語ばっかり表記されている」
「しかも文中に『女性』や『胸の大きい』という英単語が散りばめられていた(具体的な単語をここで書き記すと、またもやこのサイトがアダルトサイト指定になりかねないので避けます)」
ためにURLフィルタがアダルトコンテンツと判断したのだろう。まあ、しゃあない。機械のやることだ、間違いはある。
アワレみ隊OnTheWebフランス書院化計画、わずか数分で挫折。
しかし、英語の翻訳文を読んでいてどうしても理解できない単語があった。
The peak unique child
・・・この単語の後に「was」と続くので、どうやら主語らしい。
だけど、「絶頂個性的な子供」って何だ?
考えて、考えて、考え続けて、ようやく気が付いた。
The peak unique child・・・
「あっ、これ、峰不二子って事じゃん!」
やっぱ自動翻訳は馬鹿だ。
(2001.09.11)
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