あらためて自分が書いた過去の記事を読んでいると、なんつー酷いでき栄えだと慌てる時がある。
最近では、酔っぱらって帰宅した後に執筆した9月14日/15日のヘッドライン記事。もう、目があてられない。酔っぱらって支離滅裂な文章を書いたり、卑猥な言葉を100万回繰り返して書いたりする方がまだマシだというのに、何とか酔いを誤魔化そう、誤魔化そうという助平根性が出てしまってやんの。
結果的に、何事も事件が無かった日のNHKニュースみたいに、まったりと・メリハリのない文章となってしまった。深く反省。
こんな経験、僕に限らずこれを読んでいる読者の皆さんもきっとあるはずだ。
あるって言ってください、言ってくれないと僕がアカン人に・・・
ほら。こういうのをマンネリと言う。つい先日、同じパターンを使ったばかりじゃん。
ダメだよなあ、人間の限界ってこの程度。あっけないもんだ。
過去の文豪は、己の限界に気づいて自殺という形で人生の幕切れを選んだ人が多い。安部公房、芥川龍之介、川端康成・・・。
おかでんを、これら文豪と比較するのはおこがましいこと山の如しなんだけど、先達の教訓を「えらい人だから」と無視するのはあまりにもったいない。しょせん、彼らも僕らと同じ人間に過ぎないのだから。
ならば、事前に才能が枯渇する前に手を打っておかなければ、安心してこのサイトも更新できないではないか。死ぬのはイヤだ。
思い返せば、いいご時世になったものだ。
ロボットなんて、ヒーロー物のアニメにしか登場しないものだったというのに。今では、決して子供向けの夢物語ではなくなりつつある。
恐るべきなめらかさで自立式二足歩行を実現した、本多技術研究所製「ASIMO」。
その生物を越えた愛らしさでたちまち数多くのファンを掴んだSONY製「AIBO」。
そして忘れちゃいけない、中華人民共和国製「先行者」。
ほら、どんどんロボットが身近になってきている。
こんな便利なロボットができているんだから、きっと自分になりかわって代筆をしてくれたり、斬新なネタを次々と提供してくれたりするロボットだって登場しているはずだ。
ASIMOを見よ。さすが21世紀型ロボットだけあって・・・・・・・・・・・・・・・・あれ、しゃべることできないんですか?
待て待て、AIBOの最新バージョン、「ラッテ&マカロン」は大丈夫だ。さすが天下のソニーだ、自動車メーカーとはワケが違う。
いわく、
あなたの言葉を理解します
AIBOの耳はステレオマイク。いろいろな言葉を聞き分けます。AIBOの名前もオーナーであるあなたの名前も覚えます。AIBOにどんどん話しかけて、コミュニケーションを深めてください!角ランプが白く光ったら、わかった合図。わからない時には、不思議そうな態度をとります。ご機嫌ななめや眠いときにはお返事してくれない、ちょっとわがままなAIBOです。
(AIBO公式webサイトから引用)
ちょっとわがままな、じゃねぇ。返事しろコラ。
愛玩用としてはそれでいいかもしれんけど、こちらの願いである「ゴーストライター」の役割をちーとも果たしてくれんのは如何したものか。
残るは中国四千年の妙味・「先行者」だけど・・・こいつに期待するだけ無駄ってもんだ。解説するまでもなく却下。
結局、最近巷で話題のロボットどもは「動き」にばっかり技術を結集させていて、言語能力に長けたヤツは一匹・一台たりともありはしないという結論。
嗚呼、あと100年待ってドラえもんの誕生を待つしかないのか!?
待て、その時には既に僕は死んどる。
ぐは。
「ダメだあ、俺たちぁ才能が枯渇して死ぬしかないんか・・・」
「うわあ、死にたくないよぉ」
「webを閉鎖するしかないんかのお・・・」
落ち着けい、皆の物おちつけい!
そんな事もあろうかと、我がアワレみ隊OnTheWebでは対策を講じておるんよ!
5手、10手先を読んどらんと、この世の中生きていけんのよ!
して、その「対策」とは?
「人工無能・労働くん1号」
・・・でも、「無能」なんでしょ?
自ら無能だってカミングアウトしてるじゃん。
黙れ黙れ黙れぃ。
それはあくまでもカモフラージュよ。天才だって事が最初から分かっていたら、みんなこの「対策」をマネしまくるでしょうが。死なずに済むのはおかでん一人で十分、他の奴は勝手に死んでくれ。己の才能が無さを呪え!恨め!ガハハ<鬼畜
ということで、次回から「恐るべき『労働くん1号』のひみつ」と称して、過去1年4カ月に渡って身につけてきたあんなコトバやこんなコトバ、えっそんなコトバまで・・・を鋭く紹介していきたい。
乞うご期待。
しまった、前振りが長すぎて本編に入れなかったよ。一話完結のつもりだったのに。
(2001.09.27)
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