[ヘッドライン]ゲムりん

※2002年春から夏にかけて存在していた「ニュースヘッドライン」コーナーの記事を再掲しています。

2002/06/06(木)  23:01:45
■ゲーム版「映倫」今秋にも発足(リンク先現存せず)

天下り先いっちょあがり!?ここまで「誰が得するんだ、こんな組織を作って」と設立前からがっかりさせる話は、近年見たこと無いなあ。この不景気なご時世、無駄なプロセスを増やして誰が得をすんのよ。

大体、今までPCゲームに関しては「ソフ倫」という組織があり、アダルトゲームの認定は自主的に行ってきた経緯がある。ここで認可されなければ 、まっとうな流通ルートに載せることができないというペナルティを負う ことになり、その抑止力は非常に高い。そういう組織があるにもかかわら ず、CESAがゲー倫(って名前になるのか?だせー)を作る意義が全くみえん 。

「弁護士など第三者が発売前のゲーム内容を審査、暴力表現の有無などを 基に子供に適した内容かどうか分類し、対象年齢を設定」って事らしいけ ど、「暴力表現」ってアンタ、ほとんどのゲームが暴力を含むんじゃないのか?DOAのような格闘ゲームは当然として、ドラクエだって「剣を振り 回して敵を倒している」から暴力だし、レースゲームだって「交通法規を 守らずに暴走している」ことで広義では暴力だし。ってことでほとんどのゲームに「15歳以上推奨」だとか「12歳以上推奨」シールが貼られるわけで、そのシール1枚につきゲー倫は10円だか100円だかの認定料を徴収して、おありがとうござまーす、という訳か。いい商売ですな。ゲーム業界全体の売上がなかなか延びないから、身内からお金を回収する仕組みを作ったってわけか。

まあ、そういう穿った考え方はおいといて。

実際のところは一部の主婦連から「うちの子が買ってきたゲームは教育上よろしくなかった。標記がしっかりしてないからこんな事になるんですどうにかしてよ!」と激しい抗議を受けたんだろう。もしそうなら、抗議した連中はアホだな。年齢制限シールを貼ったら、ますます子供は欲しくなるという法則をわかっちゃいない。今までは、単なる「そのゲームをプレイしたいか・したくないか」という価値判断でしか購入意欲をそそられなかったのに、対象年齢指定をされたことで「背伸びをしてみたい」という価値判断が加わるに決まってる。結果的に、規制を望む人達の思い描く桃源郷とは逆の方向に向かうのは明らかってもんだ。それに気づかないのかねえ。

「ソフト開発のたびに主婦や学生など業界と関係のない人を審査員として ,4人を募り、評価を依頼する」って話だけど、どんな評価を下すか非常に楽しみだ。ぜひ、実名でその評価を公開するというオープンな審査を実現して頂きたい。「サクラ大戦は、時代錯誤甚だしい演出が多用されており、歴史をこれから学ぼうとする小学生を困惑させるから、中学生以上推奨」とかトホホな審査理由が掲載されたりなんかして。

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