無駄な抵抗

ダイレクトメールが溢れるポストしばらく家を留守にしていると、郵便ポストがいっぱいになっていることがよくある。

ただ、そのほとんどが不要なダイレクトメールだらけであり、中身を確認すること0.2秒程度でそのままゴミ箱行きとなる運命にある。

所用時間が短いとはいえ、その大量のダイレクトメールのせいでゴミ箱が溢れるのは大変不愉快だし、ゴミと分かっているものをわざわざマンションの自室にまで運び上げるのが限りなく馬鹿馬鹿しい。全く、邪魔な存在だ。

しかも最近は、「重要」と朱色で印刷されているようなものもあり、何かと思ったらフレッツ光入りませんか、みたいなどうでもいい内容だったり。投函する側も、なんとか見て貰おうと必死だ。

そんなわけで、どんなに「広告は入れるな」とマンションの郵便受けに張り紙があっても、戸別訪問してきた営業マンに抗議しても、相変わらず無視され続けるのだった。

この件、腹に据えかねている人は相当多いのではないか。

哀しき抵抗町中を散歩していたら、そんなご立腹な方を発見。

郵便受け

このアパートは道路に面して郵便受けがあったので、とても目立ったので気がついた。

怒りのオーラが私を呼び寄せたのかもしれない。

いわく、

警告

チラシを絶対に入れないこと 入れたら取りに来てもらいます。投入厳禁「入居者」

だって。

入れたら訴える、なんていうわけにもいかないのは本人も認識しているようで、じゃあどういう罰を与えようかと思案した結果「取りに来てもらう」という事に落ち着いたらしい。地味だが、精いっぱいの抵抗だと思う。

仮に宅配ピザの広告が投函されていたらどういうことになるのだろう。

「この野郎、この広告に書いてある電話番号にTELしてやる。あ、もしもし」
「はい、ピザ●●でございます。ご注文をどうぞ」
「ご注文だぁ?ウチに投函したアンタんとこのチラシを取りに来い」
「はぁ、当店ではお届け専門でして、回収まではやっておりません」

と話が全然噛み合わなかったりして。

投入厳禁を宣言した当人の気持ちもよくわかるし、一定の効果はあるとは思う。しかし、このアパートの住人からは「あそこの家の人、変人かも」と奇異の目で見られるデメリットを考えるとあまり得策では無かったような気がする。

とはいえ、こうでもしないとチラシをストップできないのも悔しいところだ。
郵便局員さん以外は、ポストに何かを入れようとしたら電撃ショックが走るような仕組みってできないものかね?

(200911.08)