街で見かけた光景@宮島

民宿「東京荘」

宮島口からそれほど遠くないところにある建物。

その名も

「民宿 東京荘」。

どう見ても民宿の域を超えている。一体「民宿」って言葉の定義は何なんだ、と思わず考え込んでしまう外観。

実際、宿の横には観光バスが横付けされていたし。団体観光客も泊まる「民宿」って。

しかも、名前が「東京荘」。宮島のすぐ近くなのに「東京荘」とはものすごいネーミングセンスだ。

団体旅行の際、「午後:宮島観光。夕方:民宿東京荘(泊)」なんて旅のしおりに書いてあったら、相当びっくりすると思うし、いくらなんでもコレはどうよ、と思うだろう。でもむしろそうだからこそ、ワクワクする人もいるだろう。おかでんなんかはこのタイプ。

ちゅーピーパーク

謎の施設、「ちゅーピーパーク」。

セグウェイに乗れますとかいろいろやっているらしいが、初めて聞いた。地元じゃ有名なのかもしれないけど。

そのマスコットキャラクターと思しき、アヒル?。オスメス両方いるのだが、その違いが首の赤いリボンだけというのに笑った。差がなさ過ぎる。ミッキーとミニーだって、まつげとか服装とかで僅かに差をつけているのに。でもこの鳥、基本裸だからなあ。服で差別化ができなかったらしい。あんまりだ。

おっ、牡蛎食べ放題だ
すごい外観

焼き牡蛎食べ放題、の看板が目立つ。「安芸の一粒」というブランド牡蛎なのに、食べるのは一粒と言わず「おなかいっぱいになるまで」というのが微妙にミスマッチしてて面白い。

店を見に行くと、なんだかほったて小屋みたいなところに、黒いテープで「かき食べ放題」の看板。テープで字を書いたので、カクカクしている上にサイズも滅茶苦茶。この時点で美味そうに感じなくなってしまうから不思議。

でも、こういう牡蛎打ちをやっている水産会社直営のお店なので、味も値段も良心的だと思う。宮島界隈だと焼き牡蠣一個200円はするので、こういうところで食べた方が良い・・・はずだ。実際には食べなかったので、よくわからないけど。

なお、焼き牡蠣なんて5,6個も食べればいい加減味に飽きてくる。そんなに食べられるものじゃないので、その点ご注意。

JR頑張ってます
広電も頑張ってます

これは広島の人なら常識だけど、一応。

宮島口の、フェリー客争奪戦の様子。

宮島へのフェリーは、JR系の「宮島航路」と広島電鉄系の「松大観光汽船」の2社があり、両方の桟橋が並んでいる。

しかも、宮島口には、JRも広島電鉄も駅がある。広島市街からの客の輸送で激しくシェアの奪い合いを展開中。

そんな場所なので、フェリー乗り場前は観光客の争奪戦に余念がない。

はるか昔は、JR宮島口駅の改札から出てそのまま歩くと、広電宮島口駅を素通りし、松大のフェリー乗り場に到着する流れだった。しかしそれを良しとしなかったJR、わざわざ駅の改札口をズラし、駅前の通りの反対側、つまり広電から遠ざかる方向に客を誘導しちゃった。こうすれば、そのまま歩くと宮島航路の船着き場だ。

それだけじゃ足りない、ということで、広電の客を奪おうとするJRが歩道に大きく「乗り場はこっちだぁぁぁぁ」と矢印を書いてみたり(これが強引な曲げ方で笑える)。

宮島観光の機会があれば、この辺りの涙ぐましい集客合戦の様子を生暖かく愛でるとよろし。

公文書?

集会所の扉にこんな表示が。

「公文書 写教室」

なんだ?何をやっているんだ?公文書って何だ?情報公開請求して取り寄せた、「政府とUFOの密約」とかの文書か?NASAやCIAの文章か?

で、それをコピーでもしてるのか?教室、って言ってるけど何を教えているんだ?

・・・と目を疑ったが、よーく考えるとこれ、「公文(くもん)式」の書道教室らしい。正確には「公文-書写-教室」らしい。まっぎらわしいなあ、これ。ああびっくりした。

それにしても公文って、書道もやってたのか。

(2010.02.08)

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