一人カラオケ@ワンカラ

最近、「ラジオでヘビーローテーションされるヒット曲を、いつの間にか口ずさめるようになった。」なんてことはなくなった。ラジオや有線を聴かなくなったこともあるし、そもそもヒットチャート上位の曲の認知度が世間的に低くなってしまった。

20年くらい前は、ヒットチャート上位の曲は歌えて当然・・・くらいの同調圧力があったが、今じゃそんなことはない。でもむしろ、歌いたい歌を好きに歌ってもよい雰囲気になったので、カラオケとしては良い時代なのかもしれない。

ワンカラ

昔は「えー、そんな曲しらなーい。マイナーすぎるー」と非難された無名の曲であっても、歌っても平気だ。 そんな時代の、お一人様カラオケ。 ネットカフェで漫画を読みふけったりするのと同じ感覚。

ワンカラ

この日は、僕にとって馴染みがある2名のアーティストの曲に絞込み、リストにある曲を片っ端から歌ってみた。

ワンカラ

実際に歌ってみて初めてわかる、「この曲は歌えそうで案外覚えていない」「カラオケで歌ってもいまいちつまらない」といったこと。手元でメモをとりながら、曲名の横に○×をつけて「俺の十八番リスト」をイチから作っていく。

ワンカラ

ネットカフェにあるような、リクライニングチェアにもたれかかりながら、足組みなんてしつつ歌う。すげー楽しい。なにしろ、つまんなくなったら問答無用で「演奏中止」だ。1コーラス歌う必要性もないし、中止したら次の自分の番まで何曲も待たなくてもいい。

ヘッドフォンを装着し、プロのミュージシャンみたいにコンデンサマイクに向かって歌う。音が耳元で鳴るので、音楽に没頭できる。これはすごく良い体験だった。

ワンカラ

30分で480円。同時間帯、近くの大手カラオケチェーン店は300円程度の値段を提示していたので、それと比べるととても高い。でも、余りある楽しさがそこにはあった。 今後、定期的に通ってみたいな、と思った。

(2014.07.06)

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