紙の手帳に屈服してみる。

紙の手帳

「身の回りでデジタル化できるものは極力デジタル化する」という方針で生きてきた僕だったが、ついに今更ながら紙の手帳を買った。

人生初だ。

正直、残念感はある。何で今更アナログを、と思う。

でも、紙ならではの視認性の良さとか、取り回しの良さを考えるとワクワクする自分もいる。

ここ最近、毎日紙にペンで文字を書き連ねる事をやっている。趣味ではなく、作業上仕方がなくやっているのだが、これが案外いいものだと気づかされる。

左傾化しすぎた人が右に転向する、というのを一瞬思ったが、そういうわけではないと思う。

デジタルって案外不便な事もあるよね、という発見だ。 これで「脱・デジタル」とか僕が言い出したら、ロハスだのスローフードだのに飛びついてすぐに飽きた人たちと一緒だ。そうはなりたくない。

これまで通り、web、スマホアプリなどのカレンダーなどは使い続ける。しかし手帳ではそれとは違った切り口のカレンダーとして利用していくつもりだ。

このあたりの考えの変化については、一本記事にしたいくらいだが、多分書く機会はないんだと思う。「人間って何だ」みたいな哲学的なテーマを内包していて、他人に理解して貰うのに苦労するので。

(2015.03.11)

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