水戸大洗ICを出てすぐのところにある丘。

なにやら白いものが丘の上に見える。 大観音かなにかだと思ったら、なにやら無骨なデザイン。えっ?と思って二度見したら、仏様とは似ても似つかない巨大なオッサン像がそこにあった。

気になるので立ち寄ってみたら、この正体は15メートル以上もある「ダイダラボウ」だった。
ダイダラボウ。地方によっては「デーダラボッチ」などと呼ばれたりもする巨人。
はるか昔に編纂された「風土記」で、あちこちにこの巨人伝説が記述されているらしい。
茨城にもそんな伝説がいくつも残っていて、筑波山に腰掛けた状態で、霞ヶ浦に足を突っ込んでいたとかそんな豪快な話はいくつもあるという。マジかよ。そんなにデカいんなら、一歩歩くたびに人間ごときは踏み潰されるな。
(2017.04.01)
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