箱根湯本にある、とても有名な日帰り入浴施設。
最近かなりしんどいので、ここで半日ゆるりと過ごす。前日、前歯が取れてドタバタしていたという精神的ダメージもあるし。
https://awaremi-tai.com/shikou0180.html
の記事に出てきた、「接着ブリッジ」が破損。鼻をかんだだけで歯が取れてしまった。前歯って、硬いものを噛んだ時以外も、「鼻をかむ」動作でも負担がかかっていたとは。
15年くらい前だったか、この場所には一度訪れたことがある。
当時から大繁盛で芋洗い状態で、ジャングル風呂ともいえる露天風呂が名物だったと記憶している。今となってはほとんど記憶が残っていないので、新鮮な気持ちで訪問。
1時間風呂に入る⇒ご飯を食べる⇒休む⇒また1時間近く風呂に入る⇒休む・・・ と繰り返す。途中、畳の部屋でオセロをやって過ごしたりもする。
やっぱり遠方でのんびりと温泉に入るのは良いものだ。自宅の風呂では、15分も湯船に浸かっていたら「もういいや」という気分になるし、近場のスーパー銭湯でも1時間が限界だ。「早く家に帰ろう」なんていう気持ちになる。
しかし、遠方まで来てしまうと、「せっかくここまで来たのだから」という覚悟と諦めがあるので、ひたすらダラダラできる。
最初は、都会の喧騒をそのまま引きずっていて、湯船に浸かりながら頭がカリカリしている。しかし、のぼせては風呂の外に出て、冷めたらまた入って、を延々と繰り返していると、そのカリカリが薄れてくる。悟りの境地とは全然違うけど、ザラザラ感がなくなってくるというか。
行き帰りの車の運転、というのも精神的にはプラスだ。もちろん神経を張り詰めさせるけど、スマホだのパソコンだのといった情報の洪水から距離を空けられる時間なので、心が穏やかになる。
ここ最近は公私ともに多忙なので、なかなか昔のような「平日にまとまった休みをとって、プチ湯治」ができない。しかし、そのかわりに単発でこういう温泉療養はやっていこうと思う。
(2017.10.28)
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