LIXILショールーム見学

以前、友達の新居にお邪魔した際、リビングの壁面いっぱいに「エコカラット」が貼り付けてあったのがとても印象的だった。

エコカラットとは、LIXILが製造・販売している陶器っぽい素材の壁面装飾タイル素材。湿度調整や防臭に優れている、ということで玄関の壁やトイレに使われていることがある。

もちろん、お値段はかなりお高い(ちょっとしたリビング壁面に施工したら、軽く20万円はかかる)。完璧に「お高級な趣味の世界」だ。

僕自身は湿度調整にはさほど興味はなく、単に見栄えの良さで自分ちの壁にコレがあるといいなあ、という「憧れ」がある。 ・・・そんなわけで、思い立った日が吉日、予約無しでショールームに突撃。

ショールームの入り口には、「歓迎 ○○工務店様」と書かれたウェルカムボードが飾られていた。本来ここはリフォームなどを手がける工務店さんがお客さんを案内する場所だったらしい。 一般人、しかも僕一人でアポ無しだったけど、快くスタッフ野方は対応してくださった。

で、あれこれエコカラットのサンプルを見せてもらった。膨大な種類があってそれぞれ特徴的なので、大変に悩ましい。 んー。 なんか、無難なところにすると、ベージュまたは白系になるし、「グラナスルドラ」「グラナスヴィスト」あたりに人気が集中しそうだ。

せっかく大金払ってエコカラットを導入して、他人の家と内装が重複してしまうのは悔しい。 かといって、濃いめのグレーとかブラウンといった色を選ぶと、部屋が一気に重たく・暗くなって気分が滅入りそうだ。

カタログのインテリアサンプル写真だと、暗い色のエコカラットを使った部屋は「シックかつアーバンでありつつハイソサエティなラグジュアリーライフ」な雰囲気に見える。しかし、じゃあ実際にこれが我が家に似合うか、というと違う気がする。

服なら、「しまった!この色は似合わなかった!」と思ったら買い直せばいい。でも、さすがに家の壁をやり直すのは事実上無理だ。と、なると、オーソドックスなものを選ばざるをえないのだろうな。

帰り際、スタッフの方からエコカラットのサンプルをいただいた。ベージュ色をしたもので、これぞまさしくオーソドックスの極地。

(2018.01.15)

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