約1年ぶりに、グアサーを受けてきた。いわゆる「かっさプレート」と呼ばれるもので背中や首の皮膚をこする施術だ。

腕前が評価されているお店や施術家のお世話になりたいと思っても、そういうお店は予約が先まで埋まっているものだ。
そのため、「ああ、体がだるいなぁ、整体かマッサージを受けたいなあ」と思ってからの手配じゃ遅くて、計画的に数カ月先の予約を入れないといけない。
その時のスケジュールがどうなっているのか、体のくたびれ具合がどうなのかなどわからないままの予約なので、なかなか大変だ。
だから、「体が凝ったら施術を受ける」という発想は捨て、「定期的なボディメンテナンス」という感覚でないといけない。施術を受ける日のスケジュールや体調がどうなっているかがよくわからないうちに予約を入れる。
まるで、車における定期車検のようなものだ。そう考えれば、少々お高い値段であっても納得できる・家族に説明がつく。
現在の僕は、一ヶ月のうち数日間は深夜手当がつくような時間まで働いている日がある。その日は長時間椅子に座りっぱなしなので、体がこわばって疲れる。僕が高額な施術を受けている根拠は、「夜遅くまで働いて疲れるので」ということであり、またその費用は時間外労働手当と深夜手当が入ってくるからだ。そういう理解で、我が家の金銭管理は行われている。
皮肉なもので、くたびれる仕事をやるから、高額な施術を受けることができている。もし僕が閑職に異動したら、また昔のように60分3000円ちょっとの駅前雑居ビル日本語カタコトのリラクゼーション屋さんに頼ることになる。

今年のグアサー結果。
一年に一回、1月にこれを受けて、浮き出てくる模様で今年の運気を占ってみるのも面白い。
去年の写真(過去記事参照)と比べて、全く同じ模様になっているところもあれば、違う模様になっているところがあるから不思議だ。この写真を何度も見返してしまう。自分の足の爪の匂いを何度も繰り返し嗅いで、「くさっ」と言っている子どものようだ。

首筋も、かなり赤黒く、皮膚が盛り上がった状態になっている。ギョッとする見た目だが、今回は前回と比べて「痛いなあ」という感覚は少なかった。
そのかわり、今年は腕の橈骨(とうこつ)を念入りにしごかれ、こちらはなかなかに痛かった。骨膜と筋膜との癒着を取るんだ、とのこと。
この話、特にオチがあるわけではないが、備忘録として。
(2025.01.09)
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