スウェーデンに日帰り旅行。
スウェーデン大使館内の広いスペースで、北欧デザインの展示会をやっていた。
独特な柄の織物などもあったが、主に和食器の展示だった。
ご飯茶碗、お味噌汁椀、箸置き。
「食べる際に手にとって使う食器」って、多分北欧ではあまりないだろうから、明らかにジャパニーズ食器を意識している。
ぱっと見、普通の食器のようだ。
しかし、柄がやっぱりどことなく和風ではなく、「おやっ?」という違和感を感じる。
たとえば、ご飯茶碗の柄がワイルドベリーだったり。
これで食事が美味しそうに見えるかどうかは、これまで日本人が培ってきた常識との戦いだ。
最初は、やっぱり受け入れがたいと思う。 しかし、頭を切り換えることができれば、これまでにない斬新なデザイン、ということで日々が楽しめそうだ。
とはいっても、ご飯茶碗なんて家にいくつも必要ない。TPOに応じて使い分けるなんてことはしないので、奇抜なデザインの茶碗ってのは出番がなさそうではある。
(2015.03.19)
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