アワレみ隊の胎動
第一回天幕合宿の行き先を神島と定めたわれわれは、各自に宛てた手紙にて予告したとおり、1992年12月に下見を決行した。近鉄で鳥羽まで行き、そこから神島までの連絡船にのり現地入り。砂浜がありそうな場所を丹念に調べた。
結局、「怪しい探検隊」がキャンプ地とした、神島小中学校前の「古里ヶ浜」にテントを設営することを決定し、名古屋にとんぼ返りした。

冬ということもあって船は大揺れしたことが印象に残っている。神島航路は小さな船で運行されているので、まるでジェットコースターのように上下に跳ねた。

この地図は当時のしぶちょおが、下見準備用として国土地理院1/25,000地図にコメントを記し、東京のおかでん宅まで郵送してくれたものだ。下見ポイントなどが記されている。
裏面にはしぶちょおの見解が記されていた。
表に書いたようにこの島の収容人数が300人近くありそうだ。また砂浜も一カ所しかないといっても過言ではないので、人がいない所での砂浜におけるテント張りは少しむずかしいかもしれない。
地図で見たかぎりでは島の周囲にガケが多く生息するにはちょっとむずかしそうである。砂浜の近くに小学校もあり、(ただ水を手に入れやすいかもしれない)夏休み中とはいえ少し気がかりである。まあ、時期さえはずせば人も少ない状態で、理想のキャンプがはれることであろう。
なにぶん古い話なので、これ以上の記憶は残っていない。
(2006.07.29記)
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