弊息子、ヤギに頭突きをされる

ふれあい動物園みたいな場所に行ってきた。

そこには、ヤギがいて草を食んでいた。

家の中では歩くことができるようになってきた弊息子タケを、屋外で歩かせてみるよい機会だ。まだ靴を子どもに履かせることさえぎこちない僕らだが、なんとか靴をはかせてヤギの前に立たせてみた。

(子どもの場合、足のサイズが小さい上に甲高なのでガポッとわかりやすく靴がはまらない)

タケの様子を見ていたら、人生で初めてみる人間以外の生命体に物怖じすることがない。むしろ、たどたどしい足取りで近づいていった。珍しいから触りたいのだろうか?と様子を見ていたが、羊の目の前で立ち止まり、あとは羊をじっと観察しはじめた。手を出すのは、状況を把握してからという腹づもりなのだろう。

タケは初めてのモノ、人、場所に対してはかなり慎重だ。物怖じはしないけれど、状況把握が優先だ。

しかしその「状況把握」だけど、僕ら大人や動物たちの常識であるパーソナルスペースとは異なっているようだ。もう、羊の鼻先がぶつかるくらいのところに立って様子を伺っている。ひょっとしたら、この謎の動く生き物の構造をまだ理解できないのかもしれない。なにせ、体格は自分よりも大きいのに、目と鼻は自分よりも低いところにある。

お互い動じない、というかタケが羊を触ることなく立ち尽くしているので、「タケ、行こう!」と声をかけて別の羊さんたちに挨拶しにいくことにした。僕に手を引かれてタケがこの羊から背を向けた瞬間・・・ドン、とタケは羊に頭突きをされた。

びっくりして「えっ?」と振り返るタケ。突然のことだったのでなにが起きたのかわからなかったらしい。あと、羊自体、タックルしたというよりは小突いた程度だった。なので1歳のヨチヨチ歩きの子であっても倒れない程度の頭突きだった。

だとしても、温厚な性格で知られる羊に頭突きをされるとは。よっぽど食事中に目の前に立たれていたことがうっとおしかったようだ。

(2022.03.20)

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