第06週:08月26日(金)-09月01日(土)
2007年08月26日(日)
調子悪くて、寝込む。
ビールの飲み過ぎと、唐辛子の食べ過ぎだ。オフ会二軒目に行った四川料理のお店で、辣仔鶏(鶏肉と唐辛子・山椒の炒め)を食べたのだが、これが唐辛子だらけのすさまじい一品だった。一週間前に食べた老四川の比じゃない。山盛りお皿に盛られた料理が、火を噴いているかのように赤い。もちろん唐辛子のせいで。
「この料理は唐辛子を食べるんじゃなくて、中に入っている鶏肉をメインで食べるのだ」とは以前ばばろあから聞いたことがある話。それはわかってはいたのだが、ついつい酔っぱらっていたので「このしゃくしゃくとした食感が良い」と唐辛子ばかりたべてしまった。
で、このありさまだ。一日中しくしくとおなかが痛く、もうどうにでもして状態。
夜、ようやく立ち直って、胃腸の粘膜を優しく包み込もうと思い立ちクリームシチューを作る。冷蔵庫の中をあさってみたら、そういえば昨晩残った辣仔鶏を袋詰めにしてお持ち帰りにしてたんだっけ。捨てるのももったいないので、辣仔鶏+シチュー+ご飯の夕食。今日くらいは酒抜きにしようと思ったが、辣仔鶏があるならとりあえずビールを。
というわけで、「辛い!ビール!」「ビール美味い!辛いの食べたい!」というまたもや負の連鎖が始まってしまった。まあ、クリームシチューを食べたのでフォローはできてると思うのだが。
29 奈良 大和肉鶏
地獄の鶏肉料理を食べた結果、鶏肉の応募資格をゲットするあたりがなんとも因果だ。
2007年08月27日(月)
誰だ、クリームシチューさえ食べてればフォローOKなんて考えた馬鹿たれは。
被害は軽度だったとはいえ、やっぱり唐辛子パワー強し。胃腸のダメージ二日連続。
悔しいなあ、唐辛子は大好きだし、食べることまではできるのに。食べた後が問題・・・。鍛錬すれば胃腸が鍛えられるってわけじゃないのかね。
こんなことをやっていたら、肝臓ガンと胃ガンと大腸ガンの複合技で寿命を縮めてしまうので気をつけないと。
話は変わるが、応募ハガキにシールを貼り終えた後、セロハンテープで剥げ落ち防止をしているのは当然のことだ。郵送の途中、シールがはげました、じゃあこのハガキは応募資格ないですね、じゃ悲しすぎるからだ。
最初のうちはテープの長さはばらばらだったのだが、ここ最近はぴったりと目分量で「応募シール6枚分」の長さにテープを切ることができるようになった。人間の適応力の強さに感心する、というより、こんなの上達しても何にもなんねー、というむなしさの方が強く感じられて大変に諸行無常なんである。
2007年08月28日(火)
店頭に「秋味」が並ぶ季節になっている。僕は秋になると、それこそ「秋味」しか飲まないくらい極端に秋味を好む。じゃあ、冬になったらサッポロの「冬物語」しか飲まないのかといえばそういうわけではなく、単に味が好きだからだ。こってりしていて正直くどい味だが、その芳醇さが秋っぽくていいじゃないですか。飽きっぽくなるビールでもあるけど。でも、ここ数年はずっと秋味だ。
気がついたらこの企画の終了日が9月28日消印有効ということで、残すところ丁度一カ月になっていた。これから追い込みをかけていかなければならない。
しかし、まだ47都道府県のうち中間地点にも達しておらず、早くもピンチである。よく考えると、毎日シール6枚(=最低2.1リットル)集め続けないと日本の北端・北海道まで到達できないことが判明した。駄目じゃん。どう考えても無理だ。
こういう時は秋味でも飲んで、なんか妙案ないか考えるべぇ。発泡酒じゃないので、これでまたお酒エンゲル係数が上がるなぁ。企画倒れのピンチの時に、追い打ちをかけてくれるじゃないかキリンさんよぉ。
2007年08月29日(水)
試しに一度にどれくらい飲めるもんだか、やってみた。
・・・350ml缶5本でそのまま布団に倒れ込んで寝てしまった。
しまった、忘れていた、「秋味」ってアルコール度数6%で、普通のビールよりも高めに設定されているんだった。ますますハードル高くなってるじゃないか。
週末や祝日に「朝昼晩飲み続ける」とか、「ホームパーティーを開いてキリンのビールばかりを提供する」といった作戦でもとらないとこりゃまずいな。1日6本飲んでいたら、確実に肝臓がやられる。
28 兵庫 丹波猪肉
やっと姫路城陥落。遠いなあ、先は・・・。引き続き大阪秋の陣実施中。
2007年08月30日(木)
さすがに目先ばかりに囚われて、体調をいたわってやらないとツケが後になってやってくる。どうも目覚めが悪い。疲れが取れていない感じ。肝機能が低下したかな。
この日はおとなしく休肝日とする。ここで無理をしたら最後のラストスパートで力が発揮できない。・・・って、本気でラストスパートかける気か?やめとけ。
家にいると、冷蔵庫にある有りものでビールを飲み始めてしまうので、心を鬼にして近くの中華料理屋に行く。「ビールを我慢する」ごときで心を鬼にするこたぁないんだが、常習犯としてはそういう心境なんだわさ、これが。
この中華料理屋、比較的盛りが良くて重宝する。ご飯の量は普通か、普通よりやや少ない程度なんだけどおかずがとても多い。これはおかずでビールを飲んで、最後シメにご飯を食べろというサインか!?と勘ぐりたくなるが、それはアンタだけの勘違いだ、やめとけ。
でも、このお店の瓶ビールはキリンであるということは確認済みであり、ちょっとどきどきしたのは事実というか内緒。
2007年08月31日(金)
スーパーで食材買い出しをする際、ちょっと悩む。
「平常心で普通の料理を作べき」か、それとも「ビールをがっちりと飲めるような肴を作るべき」か。こんなんで悩むだけおまえは馬鹿だ、という結論に達し、両方とも却下。
脂が乗った生サンマが売られていたので、「さんま苦いかしょっぱいか」といいつつ2匹購入。サンマで「秋味」。いい組み合わせだ。ただ、グリルなんぞはないキッチンなので、フライパンで焼いたらえらいことになってしまった。皮がべろんべろん、身が崩壊寸前。なんとかサンマの形状は(修補により)保ったが、一気に秋の風情が無くなってしまった。頭の方としっぽの方はフライパンからはみ出ていたので生焼けだし。
食べたサンマは苦くもしょっぱくも無かった。むむ。塩を振るのを忘れていた。
27 大坂 天然鯛の姿煮
ようやく大阪城も陥落。まだまだ味の北征は続く・・・けど、中間地点の23番(愛知)まではまだ先だなあ。
2007年09月01日(土)
レンタルしてきたDVD映画を満喫するアンニュイな午後。久々に週末を満喫、といったところか。ビール片手に「地獄の黙示録」を見る。テンション高くなってしまい、ついつい杯を重ねてしまう。
UH-1戦闘ヘリ部隊がワルキューレの騎行をならしながら攻撃を行うシーンは、戦争肯定論者ではなくても血圧があがる。
気がついたら、映画の途中で寝ていた。
ついでに、なぜかPCの調子がおかしくなってしまい、再インストールする羽目になってしまった。(我が家のPCはTV兼ビデオレコーダー兼DVDプレイヤーなのだ)なぜだ。妨害工作しようとする者の陰謀に違いない。きっとそうだ。
何で呆気なく寝てしまったのかと不思議に思ったが、秋味ってアルコール度数6%なのだよな。普通の感覚で飲んでいると、あら不思議、気がついたら飲み過ぎ・・・という事になる。気をつけないと。
[後日談]PC復旧後、映画を見直したが、途中からもうろうとしてきたらしく「見たような、見ていないような」シーンが後半続出。もう一度見直す気力がうせた。ある時点ですぱっと記憶が途切れているなら、そこから見直せば良かったのだが。
26 京都 丹後とり貝
キルゴア大佐のおかげでこの日は6本もビールを飲んでいた!そりゃ酔ってそのまま寝るわな。
(つづく)
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