第07週:09月02日(金)-09月08日(土)
2007年09月02日(日)
コンビニに行ったら、「エチゴビール・スタウト」が売られていて大変に珍しかったので、浮気をしてしまった。時期的に追い込まれてきているというのに、何を寄り道しちえるんだか。おかげでシールは集まらず、2枚。
永谷園の麻婆春雨は偉大だとつくづく思う。「ピーマンを加えるだけ」「キャベツを加えるだけ」といった中華素材はたくさんあるが、何も足さなくてもできあがる。まあ、それだけ具はしょぼいのだけど。絶対、「何も加えなくてもOK」な自宅で簡単にできる中華のニーズはあるはずであり、あと数年もすればそういった商品が出てくることだろう。「挽肉入り麻婆豆腐の素」は今や当たり前になっているが、さらに先を行って、「豆腐すらいらない麻婆豆腐の素」なんて。そうなると、冷凍食品になってしまうのかな?それじゃあ、あまり驚きはないか。
2007年09月03日(月)
以前紹介した「比較的盛りが良い中華料理屋」で麦酒を飲みつつ餃子を食べる。いったんは「生ビール!」と注文しておきながら、シール集めのことを思い出して「あ、ごめんなさい訂正。瓶ビールで」と言い直す。
ラベルの一部をぺりぺりと剥いでいるところを店主に見られ、「何か集めてるんですか?だったら、いまうちにあるやつ差し上げますよ」とラベルを2枚もらった。ありがとう。ついついこっちもうれしくなって、瓶ビール3本のんぢまったい。
25 滋賀 大津の湖魚つくだ煮
2007年09月04日(火)
2日前、エチゴビールに浮気したばかりだというのにまた浮気してしまった。今度はサッポロの「ぜいたくモルト」と「よなよなエール」の二種類。別に秋だからといって、秋味にしろ、今回のぜいたくモルトにしろ、麦芽を1.5倍にする必然性はどこにもないのだが、「秋=実り=芳醇=麦芽の量を増やそう」という論理なのだろう。ついでに値段下げてくれ。それは無理か。
シールが集まらない。大丈夫か。
今週は九州の山と温泉巡りのため数日間留守するし、シールが集まらない状況はまだまだ続く。9月中旬になった時点で、ちょっと作戦を考えなければ。ケース買いしてシールだけ集めちゃうのか、それとも「この商品は欲しい」という都道府県の商品だけねらい打ちにして、一部の県は断念するか。「なんとしても完遂するぞ」と、朝昼晩しこたま飲み続けるという突撃玉砕作戦もあるが、それは必ずや肝機能に禍根を残すことになるので却下だ。
おっと、そういっているうちに三重県クリア。
24 三重 みえ豚
さすがに松阪牛ということはないよね。そりゃそうだよね。ま、そういう「期待」は1カ月くらい前に諦めているので慣れっこになっているけど。でもみえ豚って何だよ。
あー、47都道府県ということを考えると、ほぼこれで中間地点ということになる。あと23日しかないんですが、23都道府県残していますがどうする気ですかアナタは。
2007年09月05日(水)
昨日「肝機能に禍根を残す」と書いたら、ちょっと怖くなったので休肝日。休んでいる暇は無いのだけど、最近ものすごく体の芯から疲れがたまってるんだよな。睡眠不足の類ではない。栄養が全身に行き渡っていない感じ。これは肝機能低下?
おとなしくしてます。今日はせいぜい肝臓をいたわるべく蛋白質多めの食事でも食べることにしよう。しじみ汁を作るのは面倒なので、レバニラ炒めを。もやしのビタミンB群と、レバーの組み合わせ最強。
く、くぅぅ、ビール飲みたくなってきた。
「ブラックホークダウン コレクターズボックスDVD」が自宅に届けられ、2時間半以上にも及ぶメイキング映像(本編よりも長いぞ、これ)を見ていると、ビールが欲しくてそわそわしてしまった。冷蔵庫にビール冷やしてなくて良かった。今後も、ビールの買いためはやめておこう。休肝日と決めた日に飲みたくなる。
2007年9月6日(木)
後輩を騙して、「たまにはお店じゃなくて公園なんぞでお総菜つまみに飲むのもいいもんだぞ」と言い、外で飲む。後輩がお店でスーパードライを手にしようとしたので、「いかん、それはいかん。今日はキリン縛りの日だ」とたしなめた。「何でキリン縛りなんすか」と言われたが、「そういう日なんだよ」と一言ビシッと決めてやった。ふっ、何のことかわかるまい。
しかしその後、せせこましく缶からシールを剥いでいたのを目撃されてしまったので、目的がばれてしまい最強にかっこ悪かったのは事実だ。恥をさらしつつシール7枚ゲット。
23 愛知 一色産うなぎ蒲焼・白焼・うなぎまぶし
2007年9月7日(金)
今日から九州の山登りと温泉を目的として高跳び。2泊3日の行程なので、シール集めはいったん休止といったところだ。まさか夕食でビールを頼んだら「350ml缶」が出てくる事はあるまい。大瓶が出てくるだろうし、また、翌日登山を控えているので酔っ払うまで飲むわけにはいかない。さらに言うと、せっかくの温泉、お酒飲んで寝ちゃいました、じゃもったいないったらありゃしない。適度に飲んで、寝るまでの間温泉三昧を満喫して、翌朝はすっきりとした体調で山の上まで行ったり来たり。なんて思いながら機上の人となる。
熊本空港行きの飛行機にのりながらふとイヤなことに気がついた。企画自体の達成が危ぶまれているのはもう十分承知しているが、「1都道府県1口」で応募した場合のコストが相当高いんじゃないか、ということだ。当然1口応募する都度60円切手1枚貼るわけで、60x47=2,820円ということになる。おい、もしどこかの都道府県の名産品が当たったとしても、結果的に損してるんじゃないのか?これは。大丈夫か?
・・・いや、大丈夫か?って自問自答しても、何がどう大丈夫なんだかわからんわけだが。そもそもコストを気にするなら最初からこんな企画やらなけりゃいいんだ。
そりゃそうだけどさ、わかっちゃいるんだけどいざ「この企画に要する支出金額」を考えるとねえ。切手代だけじゃないぞ、ビール代だって膨大なものだぞ。なんだか、日本郵政公社とキリンビールに寄付してるみたいじゃないか。
馬鹿言え、この企画が無くてもどーせビールは飲んでただろ。
いやまあ、確かにその通りで。
頭の中の「理性」と「知性」が戦い合う状態となった。うーん。
翌日は阿蘇山に登る予定なので、この日の宿は阿蘇山麓にある「地獄温泉」。遂に自分も地獄に堕ちたか、と感慨深いものがある。
2007年9月8日(土)
阿蘇山は災害復旧工事のため道路閉鎖だの火山性ガス噴出のため立ち入り禁止だの、まさに「自分からは見えないところ」で地獄が展開されていた。その地獄に振り回され、ようやく阿蘇山最高峰の高岳に登頂。
下山後、今度は「寒の地獄旅館」で一泊。冷泉13度で毎分2,000リットルもわき出ている硫化水素泉で地獄を満喫。修行僧の気分になる。
さすがにこの日の夕食はビールを途中で打ち切りにし、熱燗にした。体の芯まで冷える、という言葉はよく使うが、ここまで芯の髄まで冷え切ったのは産まれて初めてだ。これ以上「よく冷えたビール」は無理だ。
(つづく)
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