パン・ド・ミ。 ホームベーカリー実習(08)。
パン・ド・ミってなんやねん、と以前から思っていた。
見た目は普通のパン。 でも、パナソニックのホームベーカリーカタログを見ると、安い機種ではこのパンが作れない。ワンランク上の機種からの対応となる。 で、「パン・ド・ミが作れるよー」、と上位機種は誇らしげだ。
Pain de mieというフランス語なのだが、直訳すると「中身のパン」。要するに、バゲットのような皮がざくざくしているようなものではない、ということらしい。
でも、「山形食パン」を指す言葉、というのが現時点の実態らしい。
じゃあ、普通にホームベーカリーで焼くパンとどう違うんだ、と思うが、よくわからない。
パナソニックのレシピを見ると、ドライイーストの使用量が半分だったり、少しは作り方が違うのだが。
人によって、パン・ド・ミの定義がバラバラすぎて収拾がつかない状態。
「パン作りに慣れるにしたがって、どんどん計量が雑になるぞ。そうならないように気を引き締めなけりゃ」
と思いつつ、今回も食材を調合する。
今のところ、ちゃんと1グラム単位できっちりレシピどおりに作っている。おかげで、今のところ一度も失敗作がない。 でも、これから暑い季節になると、きっと失敗することもあるだろう。何しろ、発酵食品だ。ちょっと分量や温度を間違えると、すぐにうまくいかないはず。
出来上がったパンは、皮がさっくり、中身はもっちりとおいしいものだった。 相変わらずうまい。 でも、米粉パンを作っても何を作っても、できたては香ばしくてもっちりしておいしいものだ。
実は、違いがよくわかっていない。
(2014.02.18)
コメント