フライドポテト専門店

ロブソンフライズ外観

おいしいかき氷を出すお茶屋がある、と聞き下北沢を訪れた。

人気店ゆえ、整理券が発券されたのだが、呼び出し予定時刻は今から1時間半後。相当先だ。とはいえ、外は台風のため雨が降りしきっている。あんまり街歩きはすべき天気じゃあない。

どうしたものか、と軒下から外を眺めたら、目の前のお店に目がとまった。

「Robson Fries」。

フライドポテト専門店らしい。

最近、鶏唐揚げの専門店は増えていて、揚げ物人気の根強さをまざまざと実感しているところ。でも、フライドポテトの専門店なんて案外珍しい。屋台じゃなくて、実店舗でポテトだけを売るのか。そりゃずいぶん思い切ったことをやるものだ。

興味深くお店を眺める。

カナダスタイルのフライドポテトとな?

看板によると、「カナダスタイルフライドポテト」なんだそうだ。

カナダスタイル?

よく、「フレンチフライドポテト」という言葉は見かける。フライドポテトというのはおフランスのものだと思ったが、カナダスタイルもあるぜ、ということんだろう。そういえばカナダはフランス人が多く移住してたっけな、それと関係はあるのだろうか。多分ないな。

デフォルトのフライドポテトは「プーティン」と名づけられており、まるでロシアの大統領のようだ。これは、フライドポテトに既にとろけるチーズがかけられており、グレイビーソースとコンソメ風味、なんだそうだ。

トッピングが豊富なのがカナダスタイルらしい

注文の仕方としては、まず「プーティン」のサイズ(S、M、L)を選び、その次にとろけるチーズ(スタンダード、x1.5、x2.0)の量を選ぶ。そしてソース(グレイビー、バターチキンカレー、クラシック)を選んで、必要に応じてトッピングをチョイスして完成。バリエーション豊富なのはうれしいけど、初めての時は戸惑うな。

ちなみにトッピングはフライドガーリックやオニオンベーコン、ローストビーフなど結構種類がある。カロリー注意。

店内のようす

店内はとても狭い。テイクアウトを前提としているのか、客席は実質3,4席しかない。

お店ではお酒も扱っていて、この日のビールはハイネケン、ハートランド、ギネススタウト、バスペールエール、コロナ、よなよなエール、COEDO、BECK’S、NEWTON、ORVALだった。一癖ある品そろえで面白い。

ビール飲みながら揚げたてのポテト、というのはさぞやおいしいだろう。

これが注文した品

プーティンS、チーズスタンダード、グレイビーソース、フライドガーリックとハラペーニョトッピング。それにコカコーラゼロを足して、お会計690円。注文が呪文のように長い。

ポテトは注文が入る都度揚げるので、5,6分ほど待つことになる。当然だな。冷めたポテトなんて誰も食べたくなんか、ない。マクドナルドの冷めたポテトを見ろ。なんてシケてやがるんだ、あれは!

フライドガーリックてんこもりだぜ

フライドガーリック(50円)とハラペーニョ(100円)のトッピングが豪快。遠慮がないのがすてき。でも、僕はこの後も予定が入っているんだけどなあ。しまった、と思ったが後の祭り。もう開き直ってガリガリとフライドガーリックをかじりまくろう。

うーん、確かに美味いんだが、せっかくの揚げたてポテトにチーズがかかっているため、さくさく感が失われているのが惜しすぎる。ポテトに何を求めるかは人によって異なるが、僕はさくさく感をもっとも重視したいので、この状態は残念だった。

とってもジャンクな料理ゆえに、うっかり欲望のままに食べ続けるとてきめんに太りそう。このお店の近所に住んでいる人は要注意だ。ビール飲みながら食べたりなんかしてたらもう、大変。

(2013.09.15)

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