チョコつけ麺@麺や庄の

麺や庄の

バレンタインなので、チョコつけ麺を食べに行った。

いや、既にいろいろチョコはご婦人方からいただいており、その方々のチョコや愛情に不満があるわけではない。単に、期間限定でキテレツなチョコつけ麺をやってるのが気になったからだ。

チョコつけ麺にかんしては、店長と思しき人がじきじきにサーブし、1分ほどかけて料理の説明をしてくれた。注文した人一人ひとりに対して。

バレンタインつけ麺

チョコつけ麺、というから、スープが濃厚なチョコだったり、麺にチョコが練りこまれているのだと思った。

しかし実際はそういうことはなく、角切りのチャーシューにチョコがコーティングされているものがトッピングされている、というものだった。 そりゃそうだ、麺にチョコを練りこんだら、茹で釜がチョコレート色に染まる。ほかの麺までもがチョコ味になってしまう。それでは営業にならない。

黒い平皿の上に、ミルク麺。 チョコレートチャーシュー、メンマチップス、タピオカ、アイスプラント、味玉が麺に華を沿え、なんとも華やかだ。 さらに、ココナッツミルクパウダーが白雪としてお皿を覆う。 ・・・バレンタイン、というよりクリスマスだなこれは。

スープは、ホワイトカレー。チョコではない。 これでお値段980円。 チョコレートチャーシューは、全く甘くない。そのまま食べてもあまりおいしいものではないので、スープに浸して暖めつつ溶かしつつ食べると、スープの塩味と絡まって悪くない味になった。

バレンタインつけ麺

見た目8割、味2割な食べ物だと思った。 でもそれで十分だ。これだけインパクトがあるものを、季節の思い出として味わえるのなら大満足だ。きっと1年後もこの日のことは忘れないだろう。 「昨年のバレンタインは、チョコつけ麺を食べたよね」 って。一人で。

(2014.02.17)

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