両国駅からほど近い、平田三元豚のとんかつ店。
「アド街っく天国」で紹介されたこともあり、先週訪問したときは開店直後でも大行列、お目当てのとんかつは売り切れという有様だった。
今回、平日夜に訪れたが、すぐに着席できた。しかし、予約も入っていて、すぐに満席なっていた。相変わらずの繁盛店。
厚切極上ロースカツを頼むと、これから調理する肉をシェフがうやうやしく持ってきて見せてくれる。 「こちらでよろしいですか」 といわれるわけだけど、駄目ってことはないだろう。いいにきまってる。
ちなみに重さは220グラム。 分厚い肉、という事前情報だったので、過大評価していたが、実際は「なるほど確かに分厚いね」程度だ。 うわっ、とびっくりするほどではない。
しかし、その肉厚な肉が持っているかみしめ甲斐、そして元々の肉が持つうまさはかなりのものだ。 確かに、これは行列ができるとんかつだ。
ソースは卓上に「甘口」と「辛口」が用意されている。しかし、お店はわさびと塩を使って食べることを推奨している。 おろしたてて甘みを強く感じる生わさびを添えて食べると、確かにこれはとてもよくあう。 油っぽさにわさびが負けるだろう、という先入観は覆された。
塩は、ほんの少量で十分。肉の味と衣の香ばしさがあるので、余計な味付けは不要。
とてもおいしいカツだった。 でも、おいしすぎだな。僕はもう1ランク、2ランク下のノーマルなとんかつでも満足できるはず。 ここまですごいとんかつは、贅沢しすぎだと思った。
(2014.03.04)
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