台湾素食のお店。要するに、ベジタリアン向けのお店。
このお店の存在は10年近く前に教えてもらっていて興味津々だったのだが、錦糸町という場所が遠くて行く機会が無かった。
今回、ようやく訪れることができた。というか、すっかり忘れていたんだけど、先日店の前をたまたま通りがかって「あっ、そういえば」と思い出した。
台湾では素食が普及していて、台湾旅行をした際、あちこちに素食のお店を見かけることが出来た。「卍」のマークが店頭にあるので、すぐにそれとわかる。
僕自身素食料理は食べたことがなかったのだが、やはりあまり良いイメージはない。代用食であり、我慢を強いられる食べ物なんだろう、という思い込みがあるからだ。
とはいえ、台湾素食が創意工夫に富み、到底「もどき」とは思えないクオリティの料理であるというのも知ってはいる。 今回、折角このお店のことを思い出したことだし、興味津々で訪れてみた。
ランチタイムは、お弁当に使われる使い捨てのプラ容器1杯に1回盛りきりのバイキングが行われていた。 値段は重量によって3段階あるが、ミディアム(おかず300g、ご飯とあわせて総重量550g)で850円。
ご主人から、料理一品一品説明を受ける。 「これは○○。△△を使っているけど」 と言われるのだけど、見た目肉団子だけど実際はそうじゃない、とか魚に見えて違う、とかそんなのばっかりなので料理名を覚えられない。複雑だ。
食べてみたら、到底「我慢する食事」ではない。 僕が野菜好きだということを差し引いても、これは存分に楽しめる料理だ。味付けも、堅苦しさや無理やり感は全くなく、素直においしい。 これが台湾素食の実力か!と驚いた。
メニューを見ると、夜の一品メニューはごくごく普通の中華料理屋だ。もちろん全ては素食であり、一体どういう創意工夫が繰り広げられているのか、面白そうだ。
いずれ、ここで「素食オフ」ってのをやってみたいものだ、と思った。あれこれ頼む楽しさ。 あれっ、でもこのお店でお酒って頼めるのだろうか?それはちょっと心配。
→調べてみたら、ちゃんとあった!それはそれでびっくり!
(2014.04.06)
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