ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

「サードウェーブコーヒーの旗手」ともてはやされ、日本初上陸の際には長蛇の列が出来たコーヒーショップ。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

マスコミが騒ぎ立てるほどのものではないはずなのに、何でかやたらと取り上げた結果、変に神格化されたお店になってしまっている。

そんなお店も、青山に二号店ができ、開店から時間が経ったこともあり少しは落ち着いてきている筈だ。行列が少なくなっている事を願いつつ、初訪問してみた。

地図を見た時点で覚悟はしていたが、門前仲町駅からも清澄白河駅からも遠く、徒歩15分は覚悟しなければならない。 多分、夏場になるとみんなへこたれて客足はぐっと減る筈。そんな不便な場所。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

焙煎工房と豆貯蔵庫を主目的とした場所なので、元々客の利便性なんて考えちゃいない。 平日13時前の訪問だったが、店の外に連なる行列はなく、レジ待ちの客数名といったところだった。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

あと、コーヒーができあがるまで所在なく立っているお客さん数名。 パプアニューギニアのシングルオリジンとワッフルを頼む。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

ブルーボトルコーヒーを実際に味わった人が、「たいしたことない」とコメントしているのを見かけた事があるが、多分その人はこの手のコーヒーにあまり馴染みがなかったのかもしれない。 僕が飲んでみた限りでは、かなり旨い。香りの立ち方と、味の特徴一つ一つがくっきりと感じられる瑞々しさは素敵だ。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ

いや、「たいしたことない」と言った人を味覚音痴とこき下ろすつもりはない。「所詮コーヒー、延々歩いて、さらに店頭に並んでまで飲むものじゃない」というのは僕も全く同意だ。しかし、コーヒーの味そのものはさすがなものだと思った。

コンビニ100円コーヒーが旨い、と最近評判がいい。 缶コーヒーだって、最近はいろいろな技法が取り入れられ、クオリティが上がっているという。 そういうコーヒーやインスタントコーヒーを好む人からすると、ブルーボトルコーヒーってのはなんか「意識高い系(笑)」って感じだと思う。でもそれでいいと思う。棲み分けだ。 立ち食い蕎麦が好きな人と、本格手打ち蕎麦が好きな人がいるようなものだ。

これでコーヒーが鼻持ちならない値段だったら、僕も薄ら笑いを浮かべてしまうところだが、シングルオリジンのドリップで一杯550円。このうまさでこの値段ならむしろ安いと思った。 ただし、お店の中にはくつろげる場所がない。背丈が高い机と、スツールが少しだけ用意はされているが、長居させるつもりが全く無いことは明白だ。

カフェはのんびりしてこそナンボ、という人には全く不向きといえる。コーヒー一杯の値段にそういう「くつろぎの時間」まで織り込んで考えるなら、それができないこのお店というのは、コーヒーはやっぱり高いのかもしれない。

(2015.04.27)

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