熟成肉を食べる

熟成肉

ステーキ店「ウルフギャング」をはじめとし、最近はやたらと熟成肉ばやりだ。

どんなものかとは気になっていたが、さすがのお値段で「お試し」ともいかぬ。また、社員食堂のランチなんぞに出てくるはずもなく、食べる機会はなかった。

熟成肉

で、今回生まれて初めての熟成肉。 室温2度、湿度70パーセントで45日間熟成されている。 これで室温が高けりゃ、カビが生え放題なのだろうが、低いのでそうはいかない絶妙なバランスなのだろう。

「おすすめはミディアムレア」ということだったので、それにしてみた。バカの一つ覚えみたいにいたるところで「ミディアムレア」という言葉を聞くが、まあ今回は初めての肉だし、おすすめどおりに。

熟成肉

さすが熟成されているだけあって、肉汁がしたたるようなことはない。これまでの「肉の価値観」とは違ううまみがぎゅっと詰まっている感じで、これは新しい世界開いちゃったな、という気がした。うまい。 なんて形容するのがいいのかな、えーと、普段はピルスナーのビールを飲んでるんだけど、たまに黒ビール飲んで「うまいなー」と思うような心境、とでもいおうか。

普段使いの味としては重厚すぎるけど、たまには食べたい、是非食べたい味だった。

(2016.01.01)

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