麻辣湯のトッピングをどうするか問題

五反田の「ゲンロンカフェ」すぐ近くに麻辣湯(マーラータン)のお店があったので入ってみた。

最近、東京界隈では麻辣湯のお店が増えている。そもそも、「ガチ中華」と僕が呼んでいる「中国人による、主に中国人を対象とした、中国料理」を出すお店があちこちに出現しているのでその一環だ。

時代の流れで、「日本人による、中華料理屋さん」というのが減少の一途をたどっているのに、「中国人によるガチ中華」は増えているというギャップ。たぶん、東京に限らず地方都市でもそういう傾向がじわじわと現れているんじゃないか。

このままだと、「ジャパニーズ中華」は日高屋、王将といったチェーン店に集約されていくんじゃなかろうか?という気がする。

それはともかく麻辣湯ですよ。東京でも2022年時点ではまだそれほどメジャーではないので、料理の説明をしておく。

基本は、ピリ辛の春雨スープだ。辛さの調整はたいていのお店でできるはずだ。そして、そこにトッピングとなる具材を追加していく。チンゲン菜とか、きくらげとか、豚肉とか。

この具の追加は、卓上にあるメニューを見ながら店員さんにオーダーする場合と、ビュッフェレストランのように食材がズラリと並んでいるところからセルフで食材を選ぶ場合がある。

セルフで食材をチョイスする場合、小さなカゴに1人前分の具が盛られて冷蔵陳列棚に並べられていることが多い。カゴ1つでお値段いくら、という計算で、お会計が決まる。今日の気分次第で具だくさんにも具少々にもできるので、都合が良いシステムだ。

そもそも日本では、「鍋というのは大人数で食べるものだ」という偏った前提が未だに根強い。一人鍋の店がもっと増えてほしいし、具は自分の都合で増減させる裁量が欲しい。

はるか昔、吉野家が一人鍋専門店を開業させたときに僕は感動したものだ。

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しかし、ほどなく閉店してしまい、残念だった。やっぱりこの業態は流行らないらしい。

で、五反田の麻辣湯屋さん。

ここはトッピングの具を量り売りするスタイルのお店らしい。1グラム=2.75円。たくさん具があっても、均一料金なのがむしろトリッキーだ。「重たい割には、お得感がない」野菜なんてきっといっぱいある。例えばもやしとか。

「今食べたいもの」と「お得感」と、今回支払ってもいいと考えているコスト感覚と、バランスを取るのがなかなか難しい。

たくさん具があるからといって、ホテルのビュッフェみたいに「全種類、ちょっとずつ取る!」というわけにはいかない。だってスープの具なんだから。1種類あたりそれなりの量がないと、具として成り立たない。

青菜類をとったら、きのこ類も取りつつ、ええと、肉はどうしようか、などとあれこれ悩む。

具の重さを200グラムきっちりにし、何やら達成感を覚えながらお会計をする。このお店はお会計をした後で調理に取り掛かるからだ。

200グラム✕2.75円=550円、か。うん、安いな。さすがガチ中華は安い。

・・・と思ったら、「スープ+春雨」の基本料金が550円かかるのだと言われた。えっ、それは見落としていた。でも考えてみれば当たり前だよな。

ということで、550円+550円=1100円。プラス税。

結構な高額になってしまった。具が200グラムはちょっと多すぎたか?

(2022.02.20)

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