
上野公園で「パキスタンフェスティバル」が開催されていたので、行ってみた。
かなりの来客。中東系の人も大勢。

このイベントが開催される前日、たまたま会場の横を通り過ぎたのだけど、「岩魚の塩焼き」とか「イカゲソ揚げ」、「かき氷」といった屋台の設営が進められていたのでびっくりした。えっ、パキスタンじゃないじゃないか、と。
出店者が集まらず、パキスタンと関係ないお店をかき集めてきたのか?と心配になる。
上野公園で行われるイベントは、その規模感が大小様々だ。ブースがスカスカなときもあれば、ぎゅうぎゅうにテントが軒を連ね、人が溢れそうになっているときもある。

しかし、さすがにパキスタンフェスティバルだ。ジャパニーズ屋台もあるけれど、しっかりパキスタン料理の屋台もあった。ただし、屋台の数は少なく、その数少ないお店にお客さんが集中している様子だった。
そのかわり、その屋台では町の食堂のようにいろいろな料理を扱っている。「うちの屋台はこの料理1品」という単品勝負の屋台はなかった。

ラムチャプリカバブ、シャミケバブ、チキンタカタク、チョーメン・・・と見慣れない料理の名前が並ぶ。
しかし、味はインド料理に近く、「なんだこれは?」という抵抗感は全くない料理ばかりだ。本格インド料理のお店は昨今の東京では全然珍しくない。しかし、パキスタン料理を出すお店は少ない。なので、「インド料理よりも、もっとエスニックな刺激が食事に欲しい」と思っている人にとっては、とても楽しく食欲と知的好奇心を満たしてくれる料理だ。
味はどれも美味しかった。そして値段が昨今の物価を踏まえるとぜんぜん高くないのも良かった。
パキスタン料理を出すお店があったら、訪れてみたいものだ・・・と思ったくらいだ。
(2023.08.05)
コメント
コメント一覧 (2件)
値段とても安いですね!
別途入場料が必要なわけでもないんですよね?
この手のイベントだと1.5倍くらいの値段くらいが普通なのでお得ですね
GUYさん>
はい、入場無料でした。
この手のイベントは行ってみないとお店の相場感がわからないので、開けてびっくり玉手箱状態ですよね。
主催者が多めの出店料を取る場合はどのお店も値段が相当高いし、逆の場合はどのお店も値段が安い。
上野公園噴水広場では頻繁にいろいいろなイベントが開催されているのですが、代々木公園で開催されるような超大型イベントよりサイズが小さい分、主催者がまったりしている印象を受けます。