OMO5大塚でくつろぎながらアメリカンブレックファーストを食べる

朝から活動すると、得した気分になる。特に、朝ごはんのためにわざわざ外出して、お店でしっかりと食べたときは満足感が高い。

カフェのモーニングセットを食べるのは良い案だと思う。しかし、それはほとんどやらない。トーストをかじるためにわざわざ朝早く起きるのは嫌だからだ。せっかく外出するなら、「ここに行きたい!」というモチベーションがたぎるお店に行きたい。

そういうお店を探している日々だけど、今回見つけたのがJR山手線・大塚駅前にあるホテル、OMO5のレストランだ。

OMO5は、星野リゾートが展開するホテルブランドの一つ。高級リゾート旅館ではなく、都会型のホテルとして全国に展開している。末尾の数字によって宿のグレードが異なり、「OMO1」がカプセルホテルレベルとなる。OMO3、OMO5、OMO7と奇数でナンバリングされていて、大塚の宿はOMO5。

https://hoshinoresorts.com/ja/brands/omo/

このホテルの、フロント脇のカフェで朝食が提供されているという。そして、宿泊者以外にも開放しているということなので、行ってみることにした。

ビジネスホテルにレストランやカフェが併設されているところは比較的多いが、部外者が利用できないことがおおい。また、部外者の利用ができる施設でも、食事のチケットを買うまでフロントやお店でゴタゴタすることが結構ある。スタッフがそういう客に慣れていないようだ。(そもそも、サービス業全般に人手不足がひどく、ノウハウがあまりない人が接客していることが増えた)

その点、ここはすんなりと外部のお客さんを受け入れてくれる作りになっていて、僕らにとってはありがたい。

メニューは「アメリカンブレックファースト」と「OMOダイニングリゾット」6種類。値段はすべて1,250円。

今回のお目当は、アメリカンブレックファーストだ。バスケットにパンが溢れそうになりながら盛り付けられている写真を見かけて、とても心が踊ったからだ。

今回、僕らは家族3人で訪れたので、アメリカンブレックファーストもリゾットも、両方頼んで見ることにした。

3人、といってもそのうち1名は年端もいかない2歳児だ。彼の分は1人前頼まない。でも、彼に料理を選ばせてみたら、「これ!」といって指さしたのが「かぼちゃリコッタ」だった。

満腹になるだけなら牛丼店で牛丼をかっ食らうのが安くて済む。しかし、週末の朝をちょっとゆっくり過ごしたい、と思ったときにはこういうお店でリゾットというのはとてもいい。ホテルの朝は、ちょっと時間がゆるやかだ。

今日は週末。朝、こうやって朝ごはんを食べに外出した以上、このまま帰宅するのはもったいない。どこかに立ち寄ってから帰ろうと思う。しかし、立ち寄り地として候補に上がる場所やイベントは、午前10時からのことが多い。なので、「ご飯を食べ終わり次第、すぐに移動」ではなく、ゆっくりとここでご飯を食べ、ちょっとくつろいで、そして退去となる。

こののんびり感は、日常生活で失われてきたものだ。強制的にこういう時間を自分たちの中に取り込まないと、本当に平日も週末も慌ただしい。

アメリカンブレックファースト。

パンが5個、バスケットに盛り付けられている。しかも立体的に。

こんなにパンはいらないよ、と思うかもしれないが、食べやすいパンでするっとお腹の中に入ってしまう。いろいろな種類のパンがあるのが、嬉しい。

朝食を外で食べるとなると、「ホテルのビュッフェ」か「カフェのモーニングサービス」をつい想像してしまうが、このお店のような料理を提供するお店に行くのも良いものだ、と思った。今後、機会があればこういうお店をどんどん見つけて活用していきたい。

とはいえ、朝ごはんに一人あたり1,250円もかけるのが当たり前になってしまうと、我が家の財政規律が緩む。月に1度とか、ほどほどの頻度にとどめておかないと。

(2024.01.08)

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