「ゼロ独歩」を見つけた

岡山滞在中、お店で「ゼロ独歩」なるノンアルコールビールを見つけた。

「独歩」は岡山県を代表する地ビールだ。「クラフトビール」という呼び方が一般化する遥か前、「ヱチゴビール」などと並んでご当地ビールが徐々に勃興してきた頃からあるビールだ。

そんな独歩ビールのブランドで、ノンアルコールビールがあるというのは知らなかった。嬉しくなって、即購入した。お値段、1瓶で330円。当たり前だけど、大手ビールメーカーが出しているノンアルコールビールと比べ物にならないくらいに高い。

探せば、全国にノンアルコールビールを醸しているビール醸造所はいくつもあるのだろう。でも、広く流通していないため、その存在を僕は殆どしらない。「常陸野ネスト」のノンアルコールビールに1度出会ったことがある程度で、今回の「ゼロ独歩」は二度目の遭遇だ。

限られた醸造タンク数と製造量でビールをこしらえているのがクラフトビール工房だ。わざわざ、ニーズがさほど多くない上に手間がかかるノンアルコールビールを作ろうとは思わないのだろう。そりゃそうだ。

ということで、ノンアルコールビールをわざわざ作ってくれている独歩に感謝しつつ、乾杯。

アルコールが含まれている本物の「独歩」は濃い味わいが特徴だったと僕は記憶しているが(10年以上昔の記憶)、このビールはマイルド。よく冷やして飲むと、麦汁の感じを楽しめると思う。普段の僕はアサヒのドライゼロという、「冷静になって考えてみるとこれ、全然ビールっぽさがないよな」という飲み物ばっかり飲んでいるので、久々の麦汁感に満足した。

余談
なお、「独歩」をネットで調べると、漫画「グラップラー刃牙」にでてくるカラテ家、「愚地独歩」に関する検索結果がやたらとでてきて楽しい。そうだよな、愚地独歩は最高だもんな。刃牙を読んでいる人ならばわかるはずだ。

(2024.08.10)

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