焼き肉食べ放題でキャベツを頼みすぎる事案

ランチ焼き肉食べ放題80分2,000円。

これは素敵!ということで入店。ラストオーダー60分なので、せわしない。

2,500円食べ放題のメニューもあるのだが、2,000円食べ放題は選べる肉やサイドメニューの種類が少ない。その結果、僕の性格だと

「・・・これ、メニューの端から端まで全部頼めるんじゃないか?」

と考えてしまう。コンプリートなんてする必要は全然ないのに。

結局、全部頼んだ。しかも、チマチマと1人前ずつ頼んでいると、厨房の人の手間が増えて「クソ、なんだこの客は!面倒くせぇ!」と機嫌を損ねるかもしれない。お店の人とは仲良くしておきたいので、モノによってはわざわざ「2人前」で頼んだりもした。

歪んだ誠意の示し方だとは思う。

キャベツは、「塩キャベツ」と「チョレギキャベツ」の二種類があった。もちろん両方頼んだし、せっかくだから両方とも数量を「2」にした。お肉ばっかりを食べていたら、さっぱりしたものが食べたくなるからだ。ナムルやキムチもいいけど、もっとあっさり・さっぱりしたものの方が良い。だったらキャベツだ。

数量を「2」にしたのは、どうせ1人前は大した量ではないだろう、と思ったからだ。あとでおかわりを頼んで、店員さんの手間を増やしてしまうくらいなら最初から「2」にしておこう、と考えた。

で、届いたのがこれ。

一人前がドンブリででてきた。それが「塩キャベツ」と「チョレギキャベツ」で2皿。夫婦2名分なので、合計4皿。デカい。圧倒的にテーブルの上の場所が占拠された。

こうなると、少々肉を食べようがナムルを食べようが、食べ終わったお皿を片付けてもテーブルの上が全然空かない。次の注文ができないので、しばらくの間は黙々とキャベツを食べまくる時間になった。焼肉屋さんなのに。

でも、食べて随分スッキリした。ここまで生キャベツをバリバリ食べた機会ってあんまりないので、爽快な気分だった。

これが「食べ放題で2,980円です」とか言われたら、「キャベツで腹を満たしてしまい、時間も使ってしまい、勿体ないことをした!」と悔しく思うだろう。でも、2,000円なら、キャベツ食べ放題であっても「ドンマイ」という気持ちになる。というか、美味しい体験だった。

(2024.10.05)

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください