ついにビュッフェで「ご飯おかわり1杯まで」の時代

ある日、お昼ごはんに立ち寄ったお店。東京界隈では時々みかける、タイ料理の「ティーヌン」だ。

タイ料理といえば「結構お値段しますねー」という時代が長く続いてきたが、ティーヌンなどのお店ができたお陰で気軽な価格帯でタイ料理が食べられるようになったと思う。

表参道の交差点すぐちかくにあるこのお店の珍しいのは、ランチタイムはハーフビュッフェを実施していることだった。

ティーヌンすべての店でビュッフェをやっているわけではない。ざっと調べたところ、青山店の他には川崎店がやっているっぽい。

メインとなる料理を1品選び、あとはサラダやお惣菜がセルフサービスで自由に食べられる仕組みだ。

一通り取ってきたところ。

奥の皿がメインの「豚すね肉のとろとろご飯」。それ以外のお皿は、ビュッフェで取ってきた料理。いんげんの炒め、レッドカレーなど。

このビュッフェの良し悪しを今回語りたいのではなく、このお店で驚いたのが「ライスおひとりさま1杯まで無料」と書かれていたことだ。

ちょっと前まで、ご飯なんてナンボでもおかわりしてもらう食べ物だった。米で客の腹が満たされるなら、お店にとってはこんなにラッキーなことはない。お惣菜よりもコストが安いからだ。

しかし昨今の米の価格上昇は、米こそがビュッフェの原価率を押し上げる要因になっているっぽい。おかずをバクバク食べられるより、ご飯を食べられたほうがキツい。だからご飯のおかわりは1回まで。・・・って、マジで?ビュッフェでそんなこと、あるのか。

しかも、タイ米で。

調べてみたら、タイ米の値段も国産米価格上昇につられて高くなっているようだ。円安などいろいろ他の要因はあるのだろうが、驚かされた。

(2024.12,05)

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